京都とフランスが融合!オーナーのこだわりが光るセレクトにときめく『ア リトル プレイス』

この2~3年で京都の変化の速度がさらに上がった。町家をリノベーションしたギャラリーも増えている。新たな息吹を吹き込んだ新ギャラリーで多種多様な手仕事に触れてみてはいかが。今回は京都とフランスの感性が融合した『ア リトル プレイス』をご紹介。

京都とフランスの感性が融合し、美意識が満ちる新たなサロン

ア リトル プレイス

庭師であり骨董コレクターでもある成井大甫さんと、30年にわたりパリを拠点に衣食住のバイヤーとして活躍してきた宇佐見紀子さん。ふたりがタッグを組み、ギャラリーを構えたのは端正な町家だ。そこに並ぶのは花器を中心とする古物、苧麻(ちょま) の絣(かすり)を洋服に仕立てたコレクションなど、時を経て輝きを増してきたものたち。美がちりばめられた空間では、茶道家による呈茶や花の会などイベントもさまざまに開催され、サロンとしての役割も果たす。

成井さんが選ぶ古物

成井さんが選ぶ古物は「名のあるつくり手ではなく、人の目人の手をくぐって大切にされてきたもの。琴線に触れるものであれば空き缶でも」

「MAISON HERMÈS」にて活躍してきたロラン・ステファンによる「ACCALMIE Laurent STEPHAN」の革製品も扱う。

「MAISON HERMÈS」にて活躍してきたロラン・ステファンによる「ACCALMIE Laurent STEPHAN」の革製品も扱う。バッグ¥500,000〜。抹茶碗は成井さんの見立て

宇佐見さんによる100年の時を経た布とデザインが融合する「紀[KI]ーSIÈCLE」。¥165,000〜

宇佐見さんによる100年の時を経た布とデザインが融合する「紀[KI]ーSIÈCLE」。¥165,000〜

成井さんが敬愛する華道家・西川一草亭と画 家・津田青楓の生家だった町家。

成井さんが敬愛する華道家・西川一草亭と画家・津田青楓の生家だった町家。手を加えすぎることなく空間を整え、庭には骨董の鳥も

ギャラリーのあちらこちらにさりげなく飾ら れたものも美しく、たくさんの気のきいたし つらえのヒントを持ち帰れるのもうれしい

ギャラリーのあちらこちらにさりげなく飾られたものも美しく、たくさんの気のきいたしつらえのヒントを持ち帰れるのもうれしい

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