調理工程がすべてオープン!ライブ感あふれる料理で訪れた人を魅了する『料理屋 まえかわ』【京都美味手帖】

ここ数年で魅力的なコンテンツが増えた京都。変化球が楽しい美味処も登場し、これまでにない体験が味わえる。今回は、コースの締めにラーメンやカレーが登場する注目の割烹『料理屋 まえかわ』を紹介。

師匠譲りのライブ感で魅了する意欲漲るおまかせ

料理屋 まえかわ

多くの優れた料理人を輩出する『祇園さゝ木』に13年勤め上げ、2020年6月に独立、開店した前川浩一さん。旺盛なサービス精神とライブ感あふれる料理で魅了する大将、佐々木浩さんのDNAを受け継ぎ、月替わりのコースで連夜カウンターをわかしている。「頭を柔らかくして発想する自由度の高い料理がうちの特徴。同じことは繰り返さず、常に新しいことに挑戦したい」と妥協がない。

調理の工程のすべてをオープンにし、お客の目線が注がれる中、スタッフとの絶妙な連携で食べごろを提供している。先付で季節をアピールし、煮物椀はいじりすぎず、肉料理は焼き物にしたり炊き合わせにし、締めのごはんとデザートは2品ずつ! ラーメンやチャーハンが登場することもあり、独自のもてなしで印象を残す。

料理のほぼ全工程を見て楽しめるカウンター

料理のほぼ全工程を見て楽しめるカウンター

発想、素材、流れを駆使してカウンタ ーを盛り上げる前川さん

発想、素材、流れを駆使してカウンターを盛り上げる前川さん

西木屋町の静かな通りにたたずむ割烹

西木屋町の静かな通りにたたずむ割烹

ごはんに鯖をのせ て仕上げる「鯖の炭火炙りごはん」。

ごはんに鯖をのせて仕上げる「鯖の炭火炙(あぶ)りごはん」。たっぷりの大根おろしと大根葉の浅漬けを混ぜながらいただく、秋ならではの締め

甘鯛と秋茄子、南京、にんじんに菊花と柚子の皮をあしら った錦秋の煮物椀

甘鯛と秋茄子、南京、にんじんに菊花と柚子の皮をあしらった錦秋の煮物椀

ごぼうチップと卵黄と味わう「和牛ロースしゃぶ九条ねぎあんかけ」

ごぼうチップと卵黄と味わう「和牛ロースしゃぶ九条ねぎあんかけ」

京都市下京区西木屋町通松原下ル難波町405

☎075・744・0808

18:30一斉スタート

㊡日曜、第2・第4月曜、不定休あり

カウンター10席

コース¥16,500 要予約(来年の予約は11月より受付)

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