日本三景「松島」

自然界の奇跡から生まれた多島海、「松島」の魅力を感じてまいりました。
えつのひとコマトーク
えつのひとコマトーク
こんにちは、 Etsuです。

五感(視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる)の5つの感覚。
この五感、脳から感じ取るものですから脳と密接に関係しているらしく、日々忙しさに追われている現代人に不足してしる感覚らしいのです。

うーむ、確かに。ちょっぴり早起きした朝の余裕やヨガをして呼吸を体内に送ってあげる静かな時間を取り入れることにより脳がリラックスして五感を呼び覚まし鋭くなる感覚、今この瞬間も意識を外気音に焦点をあてるだけで脱力するのですね、疲れていてては表情も曇り空

日常にも五感を刺激してくれるものが溢れているはず、そんな感覚を日々の生活に取り入れてリフレッシュ!パワーを送れる人になりたいです。
日本三景
日本三景
今回は経由して日本三景のひとつ松島にて。

一度伺った記憶は脳の隅っこにある程の記憶、今回はこちらが絶景なのね…で終わりたくなかったので、どうして日本三景に選ばれたのかを知る為によく歩いて、見て、そうです!五感を使って意味を知りたいと思います。
現在地
現在地
緑色の部分が宮城県の全体図で赤丸が現在地「松島」

周りを見渡し行程を組み立てます。
まずはこちらを正面にして左側の瑞巌寺(ずいがんじ)、五大堂から見学してみます。東北地方最古の桃山建築、1604年に伊達政宗公が造営された国重要文化財、歴史ある建物です。
すかし橋
すかし橋
海面が板の間から見えるのですが橋を渡らなければなりません。江戸時代中頃から現在の透かしの構造であったらしく慎重な面持ちで橋を渡ります。

五大堂への参拝には、身も心も乱れのないように脚下(あしもと)を見つめて気を引き締める意味合いがあるらしいのです。

渡り終えればフワッと良い気に包まれる感覚です。
五大堂
五大堂
上を見上げると伊達政宗公が5年と言う歳月をかけ心血をそぞがれたという五大堂、納得です!

古さを感じない、感じさせない木造で細密に建築がなされ長い歴史の威厳を感します。
景色
景色
絶景に気持ちが行きがちですが震災のお話を少々。
3.11
3.11
2011.3.11想像だにしなかった天災。

当時の津波到達高の線が引かれてあり地面から約1m55cm、しばらく歩くと東日本大地震慰霊祈念碑が

さまざまな想いを飲み込み、真実を後世に伝えるべく悲しみと再生、天災に備える気構えを伝える真実の慰霊碑、景色は綺麗なだけではなく心で感じるものであることをこのことからも教えられました。
遠目からの福浦橋
遠目からの福浦橋
こちらの橋も震災の影響で一部破損したのですが、台湾の観光船業者さまの呼び掛けにより集められた義援金を修繕費用として生かされたことから「台湾との絆の橋」とした松島町の文面を読ませていただきました。
福浦橋
福浦橋
さて、陸地からいざ福浦島(ふくうらじま)へ!きび団子を持参したい気分にもなりますが歩いて渡る朱色の橋、福浦橋(ふくうらばし)別名出合い橋とも呼ばれ良縁のパワースポットとなっているようです。

全長252m、島に渡るまで見渡す360度の眺望は松島の主要箇所の全体図が見えるかのようで肌に触れる海風も優しく、心地良いです。
休憩所
休憩所
到着するなり島の中に居る、立っている感動を覚えます。
しばらく歩けば休憩所、パッと目を引く五平餅が雰囲気とマッチしており絵になりますね!
紅葉
紅葉
紅く染まった葉を眺めながらのハイキングも素敵ですね!来年は紅葉時期にリピートしてみようと思案。

福浦島は、植物の宝庫とされ250余の草木を愛でることができます。マイナスイオンを感じる森林浴に五感が研ぎ澄まされ癒されてしまいます。
旅コーディネート
旅コーディネート
それでは今回のコーディネートを。

トップスにはシアー感がたまらなく男前な気分、むしろ風を好んでいるかのようにナチュラルな動きを表現してくれる「GALLARDAGALANTE(ガリャルダガランテ)」

ボトムスにはどの様なお色味を持ってきても無難に整えてくれるストレートなパンツ「martinique(マルティニーク)」を。
ファッションコーディネート
ファッションコーディネート
観光に集中すべくトップでまとめてお団子ヘアに。

たまたま同系色でしたがインナーを変えてバリエーションを楽しんでみたりとオシャレの幅も広がりそう、ニットベストはこれからの季節にも活躍するに違いない「martinique(マルティニーク)」、丈もやや長めでマニッシュコーデもそこはかとなく女性らしさを感じさせてくれる1着。

スニーカーと鞄はベージックなお品をチョイスし、クラシカルでモダンな雰囲気・辛口ベージュをアクセントに大人旅!の気分。
松島湾一周
松島湾一周
せっかくですから新造船仁王丸に乗船し松島湾を一周(所要時間50分17Km)するコースに参加させていただきます。

船も白くて真新しく誇らしげです。
千貫島(せんがんじま)
千貫島(せんがんじま)
ワクワクのスタートです!アナウンスもして下さりますから大変分かりやすく島々を観察いたします。

島に松がチョポンと立っている姿がカワイイですね、生命力と感動、見事!
景勝地
景勝地
多島海、海の中に島がこれほど点在しているなんて…松が育ち一島一島の島々達、海の中の緑が海風を弱める役目もあるらしく強い松、おめでたい松、松島の「松」なんです。

松島湾に浮かぶ260もの島々は驚くほど見事で、実体験をもとに日本三景の所以を知ることができました。ため息とはこういう時にも出るものなのですね…。
仁王島(におうじま)
仁王島(におうじま)
1997年にフランスに本部を置く湾クラブの記事に目が行く。フランスのモンサンミシェル湾、ベトナムのハロン湾を含む約40の湾が加盟しているクラブ。2013年12月には世界で最も美しい湾クラブ国際会議にて日本で初めての加盟湾になった世界も認める松島湾、グローバル基準の持続可能な活動にも興味を抱きました。

世界は繋がる、地球は丸い、再認識させられた松島湾の観光となりました。
松島さかな市場
松島さかな市場
〆は食、味覚です!松島と言えば牡蠣をイメージいたします。

地元のおじさま推奨の市場にて…焼がきハウス、世に言う牡蠣小屋初体験を。
幾つになっても初めてはワクワクします。お店のスタッフが準備をして下さり焼き上がりを待ちます。
牡蠣がいっぱい!
牡蠣がいっぱい!
ちょうど、蓋を開けた瞬間です。

モクモクモク、黙々、自身で殻を開いていただきます。プックリしている牡蠣、身が小さくなった牡蠣、姿かたちはそれぞれだけれども体験型の新鮮さと言ったら…炭火の前ですから汗も掻きます。いただきながら「温泉に入るようね」なんて笑いながら食す楽しさ。

何事もチャレンジです!
味覚
味覚
海のミルクと呼ばれるほどに栄養価の高い食べ物牡蠣。

男女問わず活力の源、髪や肌にも効く亜鉛も豊富ですが体内で生成するのは難しいので美味しく食して美しく、これからの季節はさらに美味しくなりますから是非取り入れて行きたい食材のひとつです。

以上、えつの松島旅日記をお送り致しました。

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Etsu

Etsu

東京都在住。射手座、好きには熱く永久持続型(A型)。おしゃれ+食、旅+ゴルフetc.の関係(プラスα)を希望。日々、ワクワク学習中です!

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