鮨だね多数、リーズナブルな価格も魅力! とことん鮨を楽しめる「鮨 利﨑 青山」【TOKYO鮨の新名店】

アラフィーが知りたい「もっとお鮨と仲よくなれて、心軽やかに通える店」をエクラ美食班が厳選!今回は、昨年1月に南青山にオープンした『鮨 利﨑(りざき) 青山』を紹介。

多種の鮨だねに驚嘆!心ゆくまで鮨が楽しめる店

鮨 利﨑(りざき) 青山

端正で小ぶりな鮨は、酢めしがちょっと硬めで個性的。口の中でほろりとほどけ、噛むごとに酢めしの酸味と甘味、魚のうま味が一体となって広がっていく。小ぶりなぶん、「魚種を多く楽しんでほしい」と、なんとその数約17〜20種! 塩で楽しむウニや食感が異なるイクラなど鮨の魅力も心に残り、「とことん鮨を楽しんだ」と満足感に満たされる。

渋谷の名店『鮨 利﨑』の2号店として、昨年1月にオープン。江戸前の仕事をきちんと感じさせながらも、価格は驚くほどリーズナブル。店は常に盛況で、すでに地域に溶け込み、愛されている。

大将の田中竜氏は28歳の若さながら、その仕事ぶりはリズミカルで美しい。1貫供するごとに「天草の車海老です」など説明も親切。大将になって2年目、「今年は鮨を深掘りする年。素材の一番おいしい食べ方を探求したいと思っています」と真摯に鮨と向き合う。若き大将の心意気が感じられる、心地いい店だ。

大将の故郷、熊本の魚も多い

(左から)風味豊かな中トロ。ふっくらとした食感の穴子。脂がのったものを選んでいる。天草の塩を添えたウニは甘味たっぷり。半生に仕上げた車海老は繊細な味。この日は天草から。大将の故郷、熊本の魚も多い

イク ラはしょうゆ漬けと低温調理したものを合わ せている。小丼にして提供

イクラはしょうゆ漬けと低温調理したものを合わせている。小丼にして提供

鮑の肝ソース。 鮑をいただいたあと、大将が肝ソースに酢め しをのせてくれる。これが美味!

鮑の肝ソース。鮑をいただいたあと、大将が肝ソースに酢めしをのせてくれる。これが美味!

マグロ は豊洲で"目利き" として知られる仲卸「樋 長」から

マグロは豊洲で“目利き”として知られる仲卸「樋長」から

時期の茶碗蒸し。この日は毛蟹 で深い味わい。温かい一品でほっとひと息

時期の茶碗蒸し。この日は毛蟹で深い味わい。温かい一品でほっとひと息

すっきりとした空気感のカウンター。

すっきりとした空気感のカウンター。この店では“つけ台が皿”。1貫ごとに味が残らないよう、さっとふきんでふいてくれる

東京都港区南青山4の2の6南青山426ビルB1

☎03・6812・9451

18:00~、20:30~(2部制)
㊡月曜、不定休あり

夜 おまかせ¥12,100

ワイン、日本酒あり。グラスワイン¥1,000~

カウンター10席、テーブル4席 要予約

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