サロンに行く間隔が延びれば延びるほど、白髪ストレスが多発!そんなときは、自宅で染めるという選択肢も。美容のプロがおうちで染めるときに気をつけるべき点とアフターケアについて解説します。
セルフカラーはこんな人に向いている!
□少しくらい時間がかかっても、しっかり根元白髪を染めたい
□白髪率が高いので、広範囲をちゃんと目立たなくしたい
□カラートリートメントを続けるのは面倒くさいと思う性格
Q.根元だけを上手にねらって塗るには?
A.“くしでとかす”ように塗るのではなく、“刷毛で根元に置く”ようにカラー剤を塗る
「セルフカラー剤の付属コームは、刷毛とコームのダブルエッジになっています。根元にカラー剤をのせるときは、刷毛を寝かせ、剤を置くようにたっぷり塗布してください。刷毛を立てたり、梳かすようにのせると、せっかく塗布した剤を取り去ってしまいがちに。終了5分前くらいに根元からコーミングをすると、地毛との境目、段差がなじみやすくなります」(野尻さん)
画像提供/花王
【ブラシの近くを持つと安定して塗れる】
「カラー剤を塗布する際は、コームの柄の上のほうを持つと安定し、根元、もみあげなどを繊細に塗りやすくなります」(吉村さん)。アイビル ヘアダイブラシ バトン ¥750/アレスショップ
【頭皮や顔まわりの肌を保護すると安心】
「顔や耳のまわりの保護にはニベアクリームを塗るのがおすすめ。肌に色がついても落としやすくなります」(野尻さん)。「手袋やケープなどを用意しましょう。カラー前日は洗髪しないで臨むと、自分の皮脂が頭皮の保護膜になります」(吉村さん)。毛染め3点セット ¥280/銀座ロフト
Q.見えにくいトップや後頭部、うまく塗れそうにありません
A.毛束を仕分ける方向が肝心。“タテ塗り”なら塗りやすい
「サロン施術のように髪をヨコにブロッキングすると、自分では塗りにくく、塗りムラができてしまうことが。実はタテにブロッキングすることで、頭頂部から後頭部、襟足まで、まんべんなく塗りやすくなります」(野尻さん)
頭頂部から後頭部を真ん中でタテにブロッキングして、カラー剤を置くようにのせる。そして分け目をヨコにずらしていくと、見えない部分もまんべんなく根元に塗りやすい。腕も高く上がりすぎずラクちん。
Q.頭頂部の硬い毛は染まりにくい気がする
A.キッチンペーパーを細く切り、根元へのせて固定させて
「ピンと1本だけ飛び出す白髪。これが染まりにくいという声があります。また硬い髪質の人も染まりにくい傾向が。そんな場合は、カラー剤を塗布したあと、細くカットしたキッチンペーパーを置き、髪を押さえて」(吉村さん)
事前に3~4㎝幅にカットしたキッチンペーパーを用意。カラー剤を塗布後、生えぎわとトップのTゾーンに置くと、染まってほしい部分のカラー成功率がアップ。さらにラップを重ねて押さえるのも効果的。
Q.セルフカラーを長持ちさせるには?
A.カラー後の1週間は髪&頭皮に優しいシャンプーでケア
「カラー用シャンプーを使うと色持ちがよくなります。また頭皮に負担がかかっているので、デリケートな人は地肌に優しいシャンプーを。ぬれた髪を放置せず、きちんとドライすることもカラー持ちに影響します」(田村さん)
【地肌に優しい】
炎症を抑える有効成分配合。高保湿力。CA101 薬用 ブラックシャンプー 260㎖(医薬部外品)¥2,800/エル・ド・ボーテ
【色持ちUP!】
カラー剤&メラニン両方の色素流出を防止。プリオール カラーケアシャンプー 400㎖(オープン価格)/資生堂
Q.バスルームに色がつきそうで不安
A.事前にお風呂場の壁をぬらしておくと、落としやすい!
「事前にお風呂の壁やバスタブをシャワーでぬらしておくと、飛び散ったカラー剤が落としやすくなります。時間がたつほど落ちにくくなるので、カラー後はすぐにお風呂用洗剤で洗い流して。落ちない場合は、バスルームの材質に注意し、使用上の注意に従って塩素系漂白剤またはクレンザーなどを使う方法があります」(野尻さん)
Q.セルフカラーすると、美容院でのカラーに影響はありませんか?
A.根元だけ染めるなら問題ありません
「根元だけのセルフカラーなら大丈夫。髪全体をセルフカラー剤で染めると、次のサロンカラーの色みが入りにくいことも。また“光染め”といわれるアイテムは変色しやすいのでサロンカラーとの併用はむずかしいです」(吉村さん)