大人にとってのヘアカラーは、白髪を隠すためのものだと思い込んでない? 実はここ数年で格段に進化したヘアカラー技術。ファッションカラーに近い発色や髪のツヤをプラスできる色みなど、人気女性美容師3人が最新カラー事情を教えてくれました。
白髪があってもできるおしゃれカラー最前線
エクラのヘア企画でも活躍中の人気美容師3名が白髪などの髪悩みがあっても楽しめる最新ヘアカラーの現在地(トレンド)と進化について教えてくれた。
(右)BEAUTRIUM265 前田百合子さん
類(たぐい)まれなるセンスであかぬけヘアに導く人気美容師。ファッションカラーが得意。https://beautrium.com/salon/265.php
(中)DADA CuBiC 吉村英美さん
カラーリストとして、最新のカラー技術や髪色トレンドをけん引。富岡佳子さんも担当。
https://www.dadacubic.co.jp/
(左)PearL CHIEさん
おしゃれなヘアスタイル提案だけでなく、ヘアケアや傷まないカラーリングにも精通。
http://www.pearl-salon.com/
色、テクを駆使して楽しめる今どきの明るめカラーとは?
CHIEさん(以下C) エクラ世代のかたって、20代からずっとカラーリングをしてきている世代。白髪が目立つようになり、それを隠すためのカラーがルーティンになっているのがつらいという声をよく耳にします。
吉村さん(以下Y) まだ白髪染め=暗くなる&傷むと思っていらっしゃるかたもちらほら。やはりファッションカラーに慣れていらっしゃるから、白髪染めは色バリエが少ないと思っているのかも。
前田さん(以下M) 髪色の意識はこのコロナ禍以降すごく変わりましたよね。リモートワークなどで会社へ行く頻度が減ったり、マスクをするぶん、もっと明るくしたいなんて相談を受けることが増えました。
Y 明るくしたいという声は多いですね! 今のカラーリングは剤も技術もすごく進化していて、実はいろんなことができちゃう(笑)。
C そう、できちゃうんです!
Y 明るめといっても、ファッションカラーのような色みにしたり、部分的にハイライトを入れて明るめに見せたり。カラーでの選択肢も幅広い。
M ハイライトやインナーカラーのオーダーは、今までにないくらい増えました。トレンドだけではない、メリットに気づかれたのかな?
C ハイライトは立体感も出せるので、トップのボリュームダウンに悩むかたにもおすすめですよね。ブリーチ剤を使いますが、“ケアブリーチ”という優しい剤が登場し、ダメージが気になるかたにも施術しやすくなって、すごく進化しています。
M インナーカラーもそう。大人のお客さまにはほぼケアブリーチで施術します。これらのポイントカラーって、実は1度施術すると3カ月くらいはもつので、カラー頻度を気にするかたでもチャレンジしやすい。それにマスクで顔を隠しているので、抜け感を出したい人にも有効です!
Y 暖色カラーの人気も上がっていますよね。エクラ世代は情報の取捨選択が上手なので、若い人たちのトレンドのくすみ系寒色カラーなどにむやみに引っぱられない。
C ですね! 茶系のアイライナーやマスカラをメイクで取り入れるようになり、暖色系の髪色とバランスがよく見えるようになったのも受け入れられる理由のひとつかも。
Y 確かに。私は最近、暖色希望のかたにはラベンダーやピンク系など、暖色だけど透明感のある色をおすすめしています。肌もきれいに見えるし、ツヤ感もアップするし、暖色すぎないから個性が強くならない。
M 全体的に明るめな髪色が人気ですし、施術可能になっていますが、白髪染めを継続している場合は、1回で理想の明るい色になりにくいのは知っておいたほうがよいかも。
Y 一気に明るくすると髪ダメージが心配。徐々に理想の髪色にしていくとか、ポイントカラーで部分的な明るさからトライしていくとかね。
C その点もぜひ美容師に相談してほしい。ダメージを予防しながらどんなことができるのか、髪色こそカウンセリングが大事なんです!
Y 皆さんの理想は、私たちベテラン美容師がかなえますので(笑)。
《結論!》 今、アラフィーが楽しめるおしゃれカラーはこの3つ
【1】明るめツヤラベンダー
【2】立体感ハイライト
【3】顔映えアクセントカラー