以前に比べて、小さくなった? 疲れて見える? 重たい印象? そんなアラフィーの目もと悩みを一掃。劇的美アップメイクに定評があるヘア&メイクの広瀬あつこさんが、目からウロコのテクを伝授。
【しぼみ目】“横”を強調したアイラインで解決!
「ふだん、鏡を正面からしか見ないので、目じりラインが途切れていることに気づきませんでした。ラインの角度にも納得。目が1.5倍大きくなっているのにやりすぎ感がなく自然。顔まで小さく見える!」
ーーーseikoさん
「昔に比べて目が小さく、しょぼんとしてきた気が…」
チームJマダム seikoさん
肌がゆるんできたせいか、昔に比べて目じりも下がって目が小さくなってきたのが悩み。マスカラもしっかり、アイライナーも2本使っているのに……。
ノーメイク
セルフメイク
「黒髪と似合うピンク系のワントーンでまとめたアイシャドウはとてもいいですね。ちょっともったいないのがアイライン。目じり手前で止まっているので横に広がりがなく、目を小さく見せているんです」(広瀬さん、以下同)
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強調すべきは縦より“横”! 目じりラインを7㎜長く
「決め手は目じりのライン。目じりから7〜8㎜ほど外側に長く描きましょう。ポイントとなるのは色と角度。ブラウンやプラムなど黒より柔らかい色で、角度を上げないこと、目頭より下げないことを意識すれば、目もとに自然になじんで、やりすぎ感が出ません。まつ毛とまつ毛の間は黒でしっかり埋めれば、ぼやける心配も無用です。」
「目をぱっちり見せたいと思うと縦幅ばかりを意識しがちですが、アラフィーはむしろ横幅を意識するのが大切。目じりラインを長くのばすことで、横幅に広がりが生まれて、抜け感がありつつ、目が大きく見えるように」
How to
《1》ベージュカラーでまぶたのくすみを払う
❶のアイカラーパレット右上のベージュを、眉下から目のきわまで上まぶた全体になじませる。まぶたの色ムラやくすみが消えて、明るい印象に。
《2》まつ毛とまつ毛の間は黒のラインで埋める
ビューラーでまつ毛を上げ、生えぎわを綿棒でぬぐって余分な水分をオフ。片手でまぶたを引き上げながら、❷の黒リキッドでまつ毛の間を埋める。
《3》プラム色のラインで目じりを7〜8㎜長く
❸のリキッドで黒目の外側から目じりへラインを描く。正面を見たまま、目のフレームに沿いながら角度は上げず、目頭より下がらないように意識。
《4》ブラウンシャドウでラインをなじませる
パレット右下のブラウンシャドウをブラシにとり、二重幅にふわっと入れつつ、目じりにスーッと払うようにぼかす。ラインが目もとになじむ。
《5》下まぶたは目じりにシャドウラインを
パレット右下のブラウンを細チップにとり、下まぶたの黒目の外側から上まぶたの目じりラインに沿うようにシャドウラインを。最後に❹をオン。
Use
❶重ねてもにごらないつややかな発色。ルナソル アイカラーレーション EX31(5月19日~限定発売)¥6,820/カネボウ化粧品
❷まつ毛のすき間を埋めるのに最適な極細ブラシ。ケイト スーパーシャープライナー EX3.0 BK-1 ¥1,320(編集部調べ)/カネボウ化粧品
❸しなやかなペンでねらったとおりのラインが簡単に。まなざしに色気が宿るプラムカラー。ル ライナー ドゥ シャネル 516 ¥5,280/シャネル
❹黒に近い深みのあるネイビーで、目もとを引き締め。お湯で落とせるフィルムタイプ。インラプチュア ラッシュ 01 ¥4,180/セルヴォーク
【くぼみ目】明るめカラーでふっくらと!
「セルフメイクの自分と比べると別人のようで感動です。目もともきゅっと上がって明るくなり、くぼみの影も気にならなくなりました。アイラインのテクニックは絶対マスターします!」
ーーーetsukoさん
「まぶたがくぼんでなんだか疲れて見えます」
チームJマダム etsukoさん
もともと目もとの彫りが深めだが、年齢とともに目じりの下がりが加わり、くぼみがはっきりと。影が出て、目もとが暗い印象に見えてしまう。
ノーメイク
セルフメイク
「二重の目じり側のラインが下がって見えますよね。これがくぼみの影のラインとリンクして見えて、くぼみがくっきり強調されて見える要因です。アイシャドウの色みも暗めなので、目もとがより暗く見えますね」
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下がり二重をラインで断ち切り、明るめカラーでふっくらと
「ハイライトカラーでまぶた全体を明るく見せつつ、二重に入れるカラーもシャンパンカラーのオレンジに。メリハリがついてふっくら感も。さらにポイントがアイライン。目じりで下がっていく二重ラインを断ち切るように、やや引き上げぎみに二重の外側までのばして入れるのがコツ。目じりがぐっと上がり、くぼみも自然に目立たなく!」
目じりのゆるみを強調して見せていた二重のラインが引き上げアイラインによって断ち切られているため、目もとがキュッと引き上がりながら、くぼみのラインも消滅。シャンパンカラー効果で目もと全体も明るい印象に
How to
《1》ハイライトカラーは中央を一番濃く
❶のパレット右側のハイライトカラーをシャドウブラシにとり、まずは一番明るくふっくらと見せたいまぶたの中央にのせる。
《2》ハイライトカラーは眉じりの外側まで広く
1でのせたハイライトカラーをそのまま、まぶた全体に広げる。全体にふっくらさせるには、目じりまでではなく、眉じりの外側まで塗るのがコツ。
《3》長めのラインで下がり二重を断ち切る
❸のリキッドでまつ毛の間を埋めたら、目じりにラインを。目を開けた状態で、二重の下がりを断ち切るように二重の外側まで引き上げながらオン。
《4》シャンパンオレンジをラインの上に重ねる
目のきわに、❶の左側の明るいオレンジを。3で引いたアイラインをガイドに重ねて、目じり側はシャドウラインを上昇させるようにぼかす。
《5》目じりのくぼみにもハイライトを入れる
目じりラインの下側に沿うように、くすみが目立ちやすい目じりのくぼみにもハイライトをスッと入れる。二重の下降線を断ち切る効果が倍増!
Use
❶微細なパールで、まさに濡れたようなつやめきを実現。アルモニーアイズ 08 ¥3,850/エレガンス コスメティックス
❷まつ毛を固めすぎず、しなやかな柔らかさを演出。ブラックパール配合のブラウン。アートエクスプレッショニストマスカラ 05 ¥4,400/THREE
肌がほんのり透けるようなグレー。今っぽさに欠かせない抜け感づくりとフレーム強調が同時に。カネボウ デュアルアイライナー(カラー)EC1 ¥3,850(セット価格)/カネボウインターナショナルDiv.
【たるみ目】アイラインと“影シャドウ”でフレームをきわだたせて
「いつも適当にしていたアイメイクをきちんとすることで、こんなに変わるんだとびっくりです。アイラインもカラーも効果的に入れれば目がぱっちり見える。メイクってスゴい! と感動です」
ーーーMIOさん
「目じり側が垂れてきて重く眠そうな印象に」
チームJマダム MIOさん
まぶたがたるんできたせいか、特に目じり側が垂れ下がって見えて、全体的に重だるい感じに。メイクを失敗して擦ることも多く、くすみも気になります。
ノーメイク
セルフメイク
「アイラインがしっかり入っていないので、フレームがぼんやりして見えますね。それが、目もとが重だるく見える一因。二重に入れたブラウンのアイカラーが、まぶたのくすみをより目立たせているのも気になります」
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くっきりアイラインと、目じりの“影シャドウ”で重さを解消
重ためまぶたはフレームをきわだたせるのが重要。アイラインは目頭から目じりまでまつ毛上にくっきりと。リキッドだとラインが強く見えがちなので、ブラウンペンシルが自然で効果的。さらにアイカラーでメリハリを。明るめ色は二重幅より上まで広めに、目じりはブラウンを二重の上側にスッとライン状に。ぱっちり&すっきりがかないます。
まつ毛上までしっかり入れたラインで目もともくっきり。二重の上側までぼかした明るいオレンジカラーが目もとを明るく縦に大きく見せながら、二重の目じりにスッと入れたブラウンのシャドウライン効果ですっきり感も
How to
《1》明るいカラーシャドウで二重上に印をつける
❶のパレット上のハイライトをまぶた全体に塗りくすみを払う。パレット下段左のオレンジを、目を開けたまま二重の上側に印をつけるようにおく。
《2》明るいカラーシャドウを二重より広めにぼかす
1でおいたオレンジカラーを始点に、まずは目の丸みに沿うように左右に広げる。さらに、目のきわへ向かって広げ、同じく左右にぼかし広げる。
《3》ハイライトカラーを下まぶた中央と目じりに
パレット上段のハイライトを下まぶた中央に入れ、涙袋をふっくらリフトアップ。同じカラーを目じりのくぼみに入れ、目の下がりを断ち切る。
《4》ブラウンペンシルでまぶたのきわを締める
ぼんやりしたフレームを立て直すにはまぶたのきわにしっかりラインを。目頭から目じりまで、ペンシルを小刻みに左右させながらまつ毛の上に描く。
《5》ブラウンシャドウで二重の上側にラインを
パレット中段左のブラウンをブラシにとり、目じり側の二重の上にスッとライン状に入れる。重たいまぶたにメリハリが生まれ、目もとスッキリ。
Use
❶目もとにほのかな温かみを添え、いきいきとした印象に。肌から浮かない絶妙な5色。レ ベージュ パレット ルガール ウォーム¥8,800/シャネル
❷軽やかな液で、ダマになることなくまつ毛一本一本をきわだたせる。 ルナソル フェザリーラッシュマスカラ 01 ¥3,300/カネボウ化粧品
❸おしゃれなムードを楽しめるグレーがかったブラウン。ソフトなタッチで、するするとなめらかに描ける。ザ カラーシック アイライナー 03 ¥2,750/アディクション ビューティ
50代の“困った目もと”お悩みQ&A
Q.重い上まぶたでこすれるのか目じりのアイラインがにじむ
A.描く前にフェイスパウダーをオン
一番の原因は、目じりに涙などがにじんでくることです。アイメイクをする前にフェイスパウダーで押さえるのが◎。まつ毛の根元は、綿棒で油分や水分を拭っておくとにじみにくく。
Q.ブラウンシャドウを塗るとよけいにまぶたがくすむ
A.明るいベージュにチェンジ!
目もとがくすみがちなアラフィーは濃いブラウンを使うと、そのくすみがより強調されてしまうことも。明るいベージュに変えればくすみが払えて、ほどよいメリハリも演出できます。
10種の植物オイルやエキスを配合。まぶたをトーンアップしつつ溶け込むようにぴたりとフィット。ディメンショナルビジョンアイパレット 09 ¥7,150/THREE
にごりのない澄んだ発色が魅力のニュアンスカラー。目もとの陰影を操り、くすみもお疲れ印象も一掃。カネボウ アイカラーデュオ 18 ¥2,530/カネボウインターナショナルDiv.
2色を一度に指先にとり、まぶたにささっとのせるだけ。テクいらずで、上品なきらめきが美しいワントーングラデが完成。メディア リュクス アイカラー 01 ¥935(編集部調べ)/カネボウ化粧品
Q.目の大きさに左右差が出てきました。どちらに合わせればいい?
A.小さいほうに合わせて。エクササイズも効果的
基本的には大きいほうに合わせると無理が出てしまうので、小さいほうに合わせてアイメイクするようにしましょう。小さいほうがよりまぶたが垂れている可能性も。下のように、まぶたの簡単な体操を取り入れるのも手です。
《1》シワが出やすいポイントを押さえて
目頭のくぼみ、目じり、眉間など、目をつむったときにシワが出やすい部分を指で優しく押さえて固定。そのまま、まずは目を大きく見開く。
《2》目を開いて閉じるを3分間繰り返す
次に、まつ毛の生えぎわにぎゅっと力を入れながら、まぶたを閉じる。1、2を3分ほど繰り返して。目もとの筋肉が鍛えられ、左右均等に近づく。
Q.重いまぶたに押されて、まつ毛がすぐ下がる!
A.強力カールキープのマスカラを味方に
まずはビューラーで、まつ毛を立ち上げるようにカールさせましょう。そして、まつ毛に塗るマスカラはカールキープ力の強いものを使うのがポイント。おすすめなのはこちらの4本!
水や皮脂に強いのに、お湯と洗顔料で簡単にオフ。塗った瞬間に乾き、上向きまつ毛を長時間キープ。ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム 01 ¥1,320/伊勢半
重いまぶたに負けないホールド力に定評あり。プリズムパール配合の限定色は、目もとに強さを出しつつクリアな透明感も。アイプチ®ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ プリズムブラック(6月9日~限定発売)¥1,320/イミュ
広瀬さんも愛用。根元からまつ毛をぐいっと持ち上げるマスカラ下地。アイエディション ¥1,100/エテュセ
こちらも下地。長さの違う2種のコームで、細い&短いまつ毛も残らずキャッチ。キャンメイク クイックラッシュカーラー BK ¥748/井田ラボラトリーズ
Q.まぶたがゆるんできてアイラインがきれいに引けません
A.“点つなぎ描き”ならきれいなラインに
ゆるみももちろん、二重や奥二重などまぶたのかぶりもラインを引くときのじゃまになりますよね。特に目じりのライン。目を開けた状態で鏡をまっすぐ見て描くのがコツで、その際いきなり線を描かず、まずは点々でガイドラインを描き、その点をつなげるときれいな目じりラインになりますよ。
《1》まずは点、点、点とガイドラインを描く
鏡を正面にまっすぐ見た状態で、目じりラインを入れたい部分に、点、点、点とガイドラインを。まぶたがゆるんでいてもこれなら入れやすい。
《2》片方の指で肌を軽く引っぱりながらラインに
点をつなげる。もう片方の手で、横かやや斜め下にまぶたを軽く引っぱると描きやすい。上側に引っぱるとラインが下がりやすいので注意を。
Q.アイシャドウをがんばって塗ってもまぶたで全部隠れます
A.目を開けたまま塗るのが正解です
ポイントは二重幅だけでなく目を開けたときに二重の上にちょっと見える位置までぼかすこと。まずは目を開けた状態で目安の位置に最初に色をおいてから、きわに向かってぼかしましょう。
Q.まぶたが広くなってきた気が。今までどおり「アイホールに塗る」でOK?
A.若いころのアイホールを再現して
まぶたがゆるむとアイホールが鋭角的になる傾向が(青ライン)。そのまま塗るとくぼみがより目立つ要因に。ハリのある肌のアーモンド形(赤ライン)を意識して塗りましょう。