昔の細眉ブームを経てきたアラフィー世代は、そのまま眉メイクを更新することなく、気づいたらあのころの“昔眉”のままという人も多いのでは!? もっと美しく、優しい印象になる“麗しマダム眉”の作り方をヘア&メイクアップアーティストの広瀬さんが伝授!
眉と目の間が広いと年齢も上昇!
「麗しマダム眉」完全プロセス
必要な道具はこれ!
眉毛についた汚れを払ったり、眉の毛流れを整えたり、描いた部分を自然にぼかすのにマストアイテム。このアイテムでのひと手間があるだけで、描き方が断然ラクちんに。眉メイク苦手派ほど使うべき一本。
スクリュウブラシ¥1,500/ケサランパサラン
麗しマダム眉の基本の形のベースを描くのに使用。色みは自分の髪の毛の色と合わせて選ぶと眉が浮かずに自然な印象に。
エスプリーク W アイブロウ(ペンシル&パウダー)GY002 ¥2,100(編集部調べ)/コーセー
アラフィーの場合、昔眉から脱却するには、毛のない部分に眉を描き足すことが必須。毛のある部分との色ムラの差を埋める役目はパウダーで。眉色に近い濃い色と、全体をなじませる淡いベージュの2色以上セットをセレクト。
アークエリーニュ YE-BR ¥6,000/クレ・ド・ポー ボーテ
眉を描く前に、スクリューブラシで毛の汚れや油をぬぐい、ルースパウダーをさっとひと刷毛しておくと、するするっと描けて、ムラ塗り、眉落ちの防止にも。
【STEP1】描くのは下側ラインから上昇角度7度(=ほぼ水平)が目安
最初に描くのは、太さを出すポイントともなる眉の下側ラインから。眉頭から描くと不自然になりがちなので、眉中からスタート。眉山の下側までは、上昇角度7度(=ほぼ水平)で描く。
【STEP2】眉中から眉山までをペンシルで下から上に描いて太さをつくる
下ラインが決まったら、今度は上側まで描いて麗しマダム眉の太さをつくる。ペンシルを軽く持ち、眉中〜眉山までを左右に振りながら下から上に向かってグラデーションになるように塗りつぶす。太さは眉中の縦幅が基準。この太さで眉中から眉山までをほぼ平行に描いていくのが、あかぬけさせる最大ポイント。
【STEP3】眉山の下側と眉じりをつなげてペンシルで埋める
今度は眉じり。眉山の下側ラインと、眉じりをつなぐ。次に眉山と眉じりをなだらかにつなぎ、その内側をペンシルで埋める。
塗り終わるとこう!
眉じりは毛がない場合も多いので、STEP2で描いたタッチよりも、やや強めに描いて。この段階では毛のある部分とない部分の色の差があっても大丈夫。
【STEP4】眉毛のある部分とない部分の色の差をパウダーでそろえる
眉毛の生えている部分と生えていない部分の色の差を埋めるのは、眉毛色に近い濃い色のパウダー。チップにとり手の甲でなじませたら、毛のない部分にスタンプ押しの要領でパウダーの色をのせていく。
塗り終わるとこう!
ペンシルで描いただけでは眉毛の生えている部分とない部分で色の差が目立つ。スタンプ押しでなじませ、色の差をカムフラージュ!
【STEP5】眉頭をパウダーでうっすらとぼかす
STEP4でスタンプ押ししたチップに残っているパウダーを使い、眉中から眉頭方向に軽くなぞり、眉頭を描く。パウダーの色を新たに取り直すと濃くなりすぎて失敗の原因に。うっすらぼかす程度でOK。
眉頭も毛のない部分は、同様に濃い色のパウダーで軽くポンポンとスタンプ押しして、色ムラを整える。
【STEP6】ベージュパウダーをふんわり。さらに眉がなじんで一体化
最後に淡いベージュのパウダーを大きめブラシにとる。手の甲で量を調節しつつブラシにパウダーを十分含ませてから、眉の下側から眉の上側に向かって、ふわっと重ねる。そのままブラシに残ったパウダーで、眉中から眉頭方向もふわっとひと刷毛。眉全体がよりなじんで自然な仕上がりに。
眉を変えるだけでマイナス5歳。若返った印象です!
“下側に太さを足すと失敗知らず。女性らしい表情にもなるんです”
「アラフィーのかたは本当に眉の下側を足していない場合が多いですね。実は、やる気が見える角度というのが10度くらいなのですが、川﨑さんは15度あるので、下側を足して角度を下げないと老けて見えるだけでなく、印象もきつく見えがちに。7度ぐらいまで下げると若く見えるし女性らしい印象になりますよ」
“自分の眉と目が離れているとは新発見。眉を変えるだけで気分まで一新です”
「なんか違うと思いつつ、どこをどう描いていいのかわからず、自分のもともと生えている眉毛をなぞるだけで終了していました。自分の眉と目の間が開いていたなんて、本当に目からウロコ。眉が変わるだけで、印象がこんなに変わるなんて感動です。5歳は若返った印象で、新たな自分を見つけた感じですね」
ヘア&メイクアップアーティスト 広瀬あつこさん
アラフィーはもちろん、年齢を問わずその人の最大きれいをメイクで引き出すセンスとテクニックはピカイチ。著書の『スマイルメイク』(世界文化社)も好評。