口紅は、“自分らしさ”を楽しむためのスイッチ【神崎恵の口紅Story】

年齢とともに考え方も変わってきたという美容家の神崎恵さん。エクラ世代になった神崎さんが、“今”を楽しむための口紅論をご紹介。見習いたいエッセンスがいっぱい!

美容家 神崎 恵さん
美容家 神崎 恵さん
かんざき めぐみ●美容家。その人にぴったりのメイクや生き方を提案するアトリエ『mnuit』主宰。著書も多数。最新刊は、『老けない美容、老ける美容』(講談社)。

自分らしさを楽しむための心のスイッチは、いつも口紅が押してくれる。――神崎 恵

神崎 恵
ジャケット¥69,300・ブラウス¥27,500/サードマガジン イヤリング¥5,670/アビステ リング(中指)¥12,100・(薬指)¥22,000/フラッパーズ(メラキ)

エクラ世代になって、自分の心に素直に口紅を楽しんでいます

マスク生活が日常となり、今、口紅を塗らないエクラ世代が増えている。

「去年から家で過ごすことも増えて、だんだん日常が平坦になり、色あせてきたなと感じていて……。でも、一本の口紅をつけることで、スイッチが入り、見える景色も鮮やかになる。口紅って、たとえマスクで外からは見えなくても自分の気持ちにかかわってくるんだなあって改めて実感して。だから私は、以前よりも口紅をつけるようになったんです」

40代半ばになった神崎さんは、口紅への思いも変化してきたという。

「年齢とともに薄れていく血色感や柔らかさ、透明感などを簡単に操作できるのは口紅のもつすばらしさだと思います。でも、それだけではない。実は私、つける色の幅が年齢とともに広がってきているんです。以前は“自分がきれいに見えるものは……”という、自分で勝手に決めた縛りがあったけど、今は、他人の評価よりも『自分らしさ』が大事だとわかってきた。より自分が楽しい、より自分が心地いいものを選びたいと。だから、いろんな色にもチャレンジできるようになったんです」

エクラ世代が躊躇してしまうような色や質感も積極的に手にとるそう。

「肌と眉を仕上げたら、最初にリップから始める。それに合わせてアイメイクやチークを仕上げるとどんな色でも断然使いやすくなる。自分らしさの幅も広がります。それってこのうえなく幸せで、素敵なことですよね」

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撮影/柴田文子(神崎さん) 西原秀岳(TENT/物) ヘア/Dai Michishita(Sun and Soil) メイク/AIKO ONO スタイリスト/石関靖子(神崎さん) 寺沢 香(物) 取材・原文/山崎敦子 ※エクラ2021年12月号掲載

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