【50代 めまい・体の不調】めまいが起きたときの状況別・対処方法を医師が伝授!

延べ20万人以上のめまい患者をみてきた名医の新井基洋さんが、50代に多いめまいの対処方法について、めまいが起きたときの状況別に解説。

教えてくれたのは
新井基洋さん
新井基洋さん
’64年生まれ。横浜市立みなと赤十字病院平衡神経科部長。めまいを治すリハビリに詳しく、
’20年から3期連続で「Best Doctors」に選出される。めまい関連の著書多数。
めまいが起きたら……

*寝ているときに起きたら>>頭を高くしてしばらく休む

頭を高くしてしばらく休む

寝返りを打ったり起き上がろうとして頭を動かすと、めまいが起きやすい(詳しくは「良性発作性頭位めまい症」をチェック)。その際は、クッションを重ねるなどして上半身に傾斜をつけ、頭を高くして休む。「頭を高くしないで横になっていると、かえってひどくなる場合も。数分程度で治まるので、それまでは無理に起き上がろうとしないでください」。

*ムカムカや吐き気があったら>>顔を横に向けて吐き気が治まるのを待つ

顔を横に向けて 吐き気が治まるのを待つ

嘔吐した際に吐しゃ物が気管に入らないように、めまいが治まるまで横向きに寝て安静に。「耳に原因があるめまいなら、多くの場合は一方の耳を下にして寝るとめまいと吐き気が楽になることが多いです。それでよくなればOKですが、人によっては反対側を下にしたほうがよくなることも。両方試してみて、改善しなければ受診を」。

*立っているときに起きたら>>転倒を防ぐためその場で座る

転倒を防ぐため その場で座る

めまいそのもので失神することはほとんどないが、転倒した際に床や家具で頭を打って失神、というケースはある。「歩けないようならまずはその場で座ります。移動できて、横になれる場所がある場合は、上記を参照に横になって休んでも」。

*電車などで座っているときに起きたら>>頭を壁につけて目をつむる

頭を壁につけて目をつむる

電車内で立っている場合はまず座り、席を確保できたら目をつむって頭を壁に預けて休んで。「姿勢は上半身に傾斜をつけるのがポイント(上記参照)。目を閉じることで視覚情報が遮断され、外部からの刺激が減ることでめまいが治まりやすいです」。

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取材・原文/遊佐信子 イラスト/二階堂ちはる ※エクラ2024年12月号掲載

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