美容ジャーナリスト・小田ユイコさんが更年期症状軽減のために始めたホルモン補充療法「HRT」。ひたすら不調に耐えてきた日々が嘘のよう。HRTの始め方やどんな変化があったかを、詳しくリポート!
Start!
まずはカウンセリングと各種検査を受ける
「問診と血液検査で、症状が更年期によるものであること、乳がん、子宮体がんほかのチェックでHRTを受けられない要素がないことを確認。私の場合、エストロゲンは『ジュリナ』、プロゲステロンは『エフメノ』といういずれも天然型ホルモンの飲み薬で治療することに」
更年期指数とうつ病の調査
このクリニックでは更年期症状の評価に「クッパーマン指数」を使用。「SDS(うつ性自己評価尺度)」の結果も治療の参考に。
血液検査
女性ホルモン(エストラジオール)、卵胞刺激ホルモン(FSH)の値をチェック。肝機能やコレステロール値など関連事項も確認。
子宮がん検診
子宮頸がんと子宮体がんの有無、卵巣の状態をチェック。また、ほかで受けていた乳がん検診の結果も確認してもらった。
3日目
寝汗をかかない! 中途覚醒もなく、朝を迎える
「夜寝る前に2種類の飲み薬を1錠ずつ飲むだけ。本当に効くのかな?と半信半疑でしたが、なんと3日目からは、中途覚醒なく朝を迎え、汗びっしょりになっていないことに驚き。久々によく眠れ、気分もすっきり」
From Doctor
天然型エストロゲン薬は一般的には経皮吸収型と呼ばれる貼付剤やゲル剤が推奨されていますが(肝臓に与える影響が少ないので)、小田さんの場合、皮膚が弱いという理由から錠剤の「ジュリナ」を処方しました。
7日目
手足の冷えを感じなくなった
「夜、ぐっすり眠れるようになったせいか、日中エネルギッシュに活動できるように。30分でヘトヘトだったテニスが、休みなしで1時間できるようになった! ふと気づくと、手足の冷えも感じなくなっていました」
From Doctor
この方法でHRTを始めると最初のうちは乳房が張ったり、不正出血が起こることが。3~6カ月ほどで落ち着いてきます。
1カ月目
疲れを感じにくくなり仕事がはかどるようになった
「体力が復活するとともに気力もアップ。撮影や取材など仕事現場でのアイデア出しやコミュニケーションも楽しくなってきました。イライラが減り、ものごとを整理して考えられるようになり、原稿もはかどるように」
2カ月目
髪のボリュームがアップし美容院でほめられた
「肌にハリツヤと透明感が出て、仕事で出会う若いモデルさんやタレントさんに『いったい何を使っているんですか』と聞かれるように。また、髪にハリとコシが出て、通っている美容院のかたからほめられ、ホクホク(笑)」
HRTを始めてみて
「現在3カ月目。更年期の自覚症状すべてにおいて、気にならないレベルまで軽減。ほんの微量、女性ホルモンを補っただけなのに、体だけでなく、心の澱(おり)までなくなったよう。正直、生まれ変わったような気分ですし、仕事に趣味にとこれからの人生が楽しくなってきた自分に驚いています。HRTの今を知り、かつて心配だった点を納得したうえでスタートできたのが本当によかった! 気になる費用ですが、エストロゲンの「ジュリナ」を一日2錠、プロゲステロンの「エフメノ」を一日1錠の処方で、3カ月30000円強。ここから私の場合、保険適用になったので1カ月あたりおよそ3000円で治療ができていて、これなら続けられそうです」
※実感には個人差があります。
気になっていた腰痛も消え、趣味のテニスに没頭中