もともと乾燥しやすい部分に、加齢による体の変化でかゆみが発生!「すね・腰まわり」のかゆみの原因と対処法を、皮膚科医の慶田朋子先生さんが伝授。
もともと乾燥しやすい部分に年齢による変化が追い打ちを
「更年期は肌という肌の潤いが減っていきます。なかでも腰とすねはもともと皮脂が少なくかゆくなりやすい部分なので要注意。また、加齢によって皮膚から分泌される皮脂の臭いが変わり、いわゆる『加齢臭』が気になってくる人も。臭いを消そうと強く洗ったりこすったりすることも、肌の潤いを低下させかゆみを助長させてしまいます」
考えられる原因&対処法
汗臭は水でオフ! おしりふきシートで潤い残してサッパリ
原因
更年期のホットフラッシュで汗をたくさんかく人に多いのが、ボディシートによる肌の乾燥。市販のボディシートは刺激が強く、皮膚を乾燥させやすい。
対処法
汗は本来無臭なので、かいたらすぐ水でふけば臭いは十分防げる。ぬらしたハンカチやエタノールを含まない赤ちゃん用おしりふきで、ゴシゴシこすらずにふき取って。
優しく洗浄して十分な潤いを朝晩しっかり補給
原因
加齢臭が気になるからと洗浄力高めのボディソープを使うと、乾燥が進行。さらに、服で目立たない場所だからと保湿をサボると、かゆみが強くなる。
対処法
体を洗う際は保湿成分入りで洗浄力がマイルドなボディソープを使用。そして保湿剤を朝晩の一日2回、たっぷり塗って潤いを補って。
教えてくれたのは
慶田朋子さん
慶田朋子さん
銀座ケイスキンクリニック院長。皮膚科専門医。豊富な知識と確かな技術で、皮膚疾患から美容的治療まで幅広く対応。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)ほか。
取材・原文/遊佐信子 イラスト/佐藤ワカナ ※エクラ2023年10月号掲載