多くの更年期世代が悩んでいる症状、ホットフラッシュはどうしたら治まる?体のかゆみのお悩みへもアドバイス

更年期にはさまざまな体の不調が出て、いつまで続くのか不安も……。今回はホットフラッシュと体のかゆみのへの対処法を産婦人科医の高尾美穂先生がアドバイス!

産婦人科医・高尾美穂先生
産婦人科医・高尾美穂先生
たかお みほ●イーク表参道副院長。産婦人科専門医・医学博士。婦人科の診療を通して女性の健康をサポート。メディアでのわかりやすいアドバイスが人気。近著は『「自分が主役」で生きたらいいじゃん 頑張ってきたあなたに贈る80の言葉』(扶桑社)。

ホットフラッシュの症状、いつか軽くなりますか?

現在58歳です。閉経したのは53歳ですが、いったいいつまでホットフラッシュの症状が続くのでしょうか。(58歳・会社員)

Answer

更年期症状が最もひどいのは閉経の前後2〜3年といわれていますが、ホットフラッシュの症状は閉経後8年でも出るというデータがあります。ただ、暑さなどの気候や環境の影響も大きいようです。もし閉経から10年以上たっても症状が治まらないなら、自律神経失調症による体温調節機能の乱れの可能性もあります。ホットフラッシュにはHRT(ホルモン補充療法)がよく効くので、婦人科で相談してみるのもよいと思いますし、多汗で困っているなら皮膚科などでも治療できます。自分がホットフラッシュのどんな症状で困っているかを考えて専門の医療機関で診(み)てもらいましょう。

高尾美穂先生

体のかゆみに耐えられません。

体のあちこちがかゆくなり、かき壊すほどです。特につらいのがデリケートゾーン。婦人科で治らない場合には、皮膚科にかかればいいですか? 場所が場所だけにどこに相談したらいいかわかりません。( 55 歳・自営業)

Answer

更年期にはエストロゲンの減少によって体全体が乾燥しやすくなるので、かゆみも生じやすくなります。特にデリケートゾーンは閉経後、より乾燥が進み、かゆみの原因になることも。まずは、刺激の少ないボディクリームなどでデリケートゾーンの保湿を心がけましょう。改善しない場合は、婦人科を受診してみては。HRTなどの治療で乾燥の改善が期待できます。ただし、かき壊すほどかゆみが強いなら、皮膚科でかゆみ止めの薬を処方してもらうのがいいでしょう。かくと刺激になり、症状を悪化させる原因になるため、まずは薬でかゆみを鎮めるほうが治りが早くなると思います。

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撮影/ HAL KUZUYA 取材・原文/和田美穂 イラスト/小笠原晴子 ※エクラ2025年11月号掲載

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