心身にさまざまな不調が起こる更年期。みんなはどんな対策をしてる? ヘア&メイクアップアーティストの中野明海さんは、ストレッチやサプリはあえてルーティンにはしないという。日々の更年期対策について伺った。
プロフィール
「自分に“合っていないもの”を時にはやめることが大切」
不調を気にするより感受性を磨いて毎日を豊かに
「もともと年齢や性別にはこだわらず生きてきたので、フラットな気持ちで更年期を迎えましたね」という中野さん。更年期を自覚したのが5年前と、平均的な訪れよりは遅いほうで、今も続く。
「長年、子宮内膜症や子宮筋腫の症状があって、不正出血などに対応するのには慣れています」
子供のころから病気がちで、不調を重く受け止めすぎず、何をすればラクになるかな?と工夫するのが常。更年期もその延長線上にある。
「4年前、気持ちが落ち込んで、食べることが大好きなのに食欲が減退したときは、通りすがりの漢方薬局に相談。シベリア人参茶をすすめられ、飲んだところ調子がよかったので、以来、常備はしています」
5年前、夜中に汗をワーッとかくようになったときも、「『ああ、これが噂のホットフラッシュね』くらいの気持ちで受け止めて。『それなら朝、シャワーを浴びてすっきりすればいいじゃない』と」。
更年期はプチトラブルの連続。だからこそ、あえて日々の小さな感動に目を向けるという中野さん。 「かわいい!うれしい!おいしい!といった感情に素直でいようと。小さな感動は案外身のまわりにたくさんあるもの。私の場合、道端の雑草のかわいさにときめいたり、空を眺め雲の形が素敵だなと思ったり」
更年期にいいといわれることでも、自分に合っていなければしない。
「時にはやめる勇気も必要なのではないかしら。運動に関しては、お風呂あがりにボディクリームをのばすついでのストレッチくらいが、私には合っている。コロナ自粛中には、ラジオ体操がとてもよいことに気づきましたが、あえてルーティンにはしていません。やらねば、と、縛られることが重荷になりかねないので」
できないことを嘆かず、できることを心地よく。そんな日々の積み重ねが、現役で仕事を続ける中野さんの体と心を支えている。
更年期のお助けアイテム
イスクラ産業の“シベリア人参茶”。冷え対策や肝機能ケアに
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの“マスク用アロマシール”。マスクの外側にはると、ユーカリやシトラスのアロマでマスク内がさわやかに
疲れを感じたら、ナリンのロールオンタイプのハーブオイル。こめかみや耳の後ろ、ぼんのくぼをコロコロすると「脳がスーッと」
最近ハマった、ちばてつやさんの『ひねもすのたり日記』。幼いころの戦争体験や、80代の生活や心境がつづられており、「更年期なんてたいしたことじゃない。生きているだけ、ありがたいと思えます」
仕事が忙しいときは、漢方カラシマの冬虫夏草のサプリメント。リラックス感をもたらし、心を平安に