七月大歌舞伎のお薦めどころと尾上右近さん自主公演について
完全にコロナ禍前に戻る事はありませんが
歌舞伎座にも以前のような活気が戻ってきました
3部完全入れ替え制から従来通りの昼夜2部制に戻り
座席の間引きもなくなりました
2020.8 コロナ禍真っ只中 座席も間引きされ、それ以上にお客様がいませんでした
2023.7 少しずつ活気が戻ってきました
今年の七月大歌舞伎 夜の部は
市川團十郎さんが出てらっしゃいますので
歌舞伎をあまり観た事のない方には
それだけでもかなりお薦めになります
28日が千穐楽になりますので
少しでも興味のある方は是非歌舞伎座へ
歌舞伎座は私のパワースポットです
銀座に来たら、観劇の予定がなくても前だけは通ります
ではもう少し具体的に七月大歌舞伎のお薦めどころを
おすすめ①
先程の話と重複しますが、ご存知の通り、歌舞伎役者のお化粧は白塗りがほとんどで、そこにカツラを被り、立派な衣装を着て舞台に立たれると誰が誰なのか分からないんですよね
我が家の歌舞伎ビギナーである主人がまさにそのパターンで、観劇中も誰?誰?とよく聞いてきます
しかし日頃からテレビ等で馴染みのある役者さんが出演されていると
セリフを通して耳からも認識する事ができ
主人も楽しそうでした
歌舞伎座の周りは風鈴の音色で涼を感じる事ができます(それでも暑かったぁ)
七月大歌舞伎 筋書
おすすめ②
夏歌舞伎は涼を求め心霊物や演出の上でお水を使う事もあり、エンターテイメントとしても見どころがあります
第1幕 「神霊矢口渡」は中村児太郎さんのお茶目な演技が客席からも笑いを取っていました
あまりイメージはないかもしれませんが
歌舞伎もコメディドラマを見ているように思わず笑わってしまうシーンがあります
第1幕 神霊矢口渡
おすすめ③
第2幕は
「め組の喧嘩」という演目で
あのいなせで粋な「め組」の話しです
大勢の役者さんが舞台上に並ぶのも圧巻で
楽しいです
東京にお住まいの方でしたら
芝大神宮が物語ゆかりの地になりますので
合わせて行かれるのもいいかもしれないですね
舞台にはお相撲さんも出てきます
歌舞伎でお相撲さん?
面白いですよね
今回の演目には出てきませんが
歌舞伎は時に動物が出てきたりもします
雷様が出てくる演目なんかもあるんですよ
勿論それぞれ歌舞伎役者さんが演じます
第2幕 め組の喧嘩
おすすめ④
七月大歌舞伎 夜の部は3幕ありますが、どの幕にも子役さんが出ていて、思わず目を細めてしまいます
私は第3幕に出られていた
市川ぼたんさんに実は涙してしまいました
以前ぼたんさんの
「羽根の禿」を拝見させて頂き
その時もあまりにもお上手で本当にビックリしたのですが、更にお上手になられていました
お恥ずかしく
おこがましい話しなのですが
私は3歳の頃から日舞を習っています
ただただ可愛いさを求められていた年齢から
段々と技術を求められる年齢になり
その頃はちょうど学校の勉強も大変になる時期
芸事との両立はなかなか厳しく
私には日舞が嫌いになってしまった記憶があるんです
それが丁度ぼたんさんくらいの年齢だったので
色々と複雑な思いが蘇ってしまいました
まあ、同じ土俵にあげる話しではないのですが💦
歌舞伎座に入るとまず出迎えてくれる咋鳥文様の絨毯 ここで寝転びたいほど大好きです
歌舞伎座の定式幕は左から黒.柿色.萌葱色になっています
偶然jマダムのゆきみさんと会いました ネックレスが素敵でした
今回ぼたんさんと新之助さんの踊りは
谷口裕和先生がご指導されている事も知りました
谷口裕和先生とは私がいつか日舞を習ってみたいと思っている先生で
その方については以前エクラblogに熱く書かせて頂きました(タイトル 芸術の秋は日本舞踊鑑賞からスタート)
お時間のある方は遡って読んでみて下さい
と
色々前後しましたが
七月大歌舞伎はとにかく子役さん方が立派です
昨年の谷口裕和の會
ギンザシックス内の能楽堂で拝見しました
おすすめ⑤
第3幕は團十郎さんが七役を踊り分けます
舞台上でのあっと驚く早替りや群舞、押戻しなど見せ場がいっぱいです
自然と割れんばかりの拍手を送ってしまうはずです
私は拍手の音が人より大きいらしく
どうしたらそんなに大きな音がでるの?って
よく聞かれますが
それは長年観劇してきた賜物ですね
歌舞伎座には魔物が住んでいると言われています
私は役者ではありませんが、その魔物に好かれたので
こんなにも足を運んでしまうのだと思っています
と同時にどんな事があっても
この歴史と伝統は守っていかなくていけないですし、
一人でも多くの方が観劇を楽しんでほしいなぁと常に思っています
第3幕 鎌倉八幡宮静の法楽舞
魔物に好かれた私がここ数年
歌舞伎鑑賞に取り入れているお洒落アイテムが
デルヴォーのチャームです
これをカバンに付けている人を見かけたら私です☺️
デルボーのチャーム
さて来月はいよいよ
我らがケンケン様の自主公演
「研の會」が
浅草公会堂で開かれます
もう第七回になります
今年のチケットは争奪戦でした
jマダムの方の中にも楽しみにされている方がいらっしゃるのでは?
昨年は文楽とのコラボで「かさね」が演じられ、私は研の會翌日からしばらくケンケンロスになってしまった程でした
その事もエクラblogに熱く書いていますので
お時間のある方は
遡って遡って遡って読んでみて下さい☺️
(タイトル 尾上右近自主公演 研の會 拝見させて頂きました)
2022 研の會 舞台上からファンサービスする右近さん
今年の「研の會」は
『夏祭浪花鑑』と『京鹿子娘道成寺』
またまた素晴らしい演目です
ケンケン様の白拍子花子
キレイだろうな
実は私のエクラblog名のはなのこは
日舞の芸名が華三樹というのでそのハナと
この『京鹿子娘道成寺』に出てくる白拍子花子のハナから取っているんです
尾上右近自主公演
「研の會」
浅草公会堂
8月2日.3日
昼、夜、2回公演
もう直ぐですね
すごく楽しみです
まだまだエクラ自称歌舞伎部ですが
歌舞伎好きjマダムさんが増えるといいなと
心から思っています
長文になりましたが
最後までお読み頂き有難うございました
はなのこ