千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館は有数の美術作品の素晴らしさだけでなく、美しい建築空間や広大な敷地内の庭園、そしてその庭園を眺めながら美味しいイタリアンを頂けるレストラン ベルヴェデーレなど全てが大好きな場所ですが・・・
8月の終わりに私の目に飛び込んで来た
川村記念美術館が来年1月で休館、その後は規模を縮小して移転か?
というニュース。
ショックで暫くは信じたくない気持ちで過ごしていました。
都内からでもわざわざ訪れる価値のあるこの美術館ですが、家から車で20分程ということもあり、私が何度となく訪れている本当にお気に入りの場所です。
素晴らしい作品を手元でも見られるように図録を購入しました
こちらの美術館でもっとも有名な絵画といえばレンブラントの自画像。
ルノアールやモネなどの印象派から、戦後のアメリカ美術まで、作品を活かす美しい建築空間の中でゆったりと観賞することができる本当に素晴らしい美術館です。
大好きな場所なので、過去にもブログで何度もご紹介しています。
サポーターズ会員になっているので、フリーで観賞できるということもありますが、庭園は美術館に入館しなくても入れるということもあり、なんの予定もない休日にふと思い立って、庭園に子供たちとピクニックに行ったり、春はお花見をしたり。
レストラン ベルヴェデーレには主人と結婚記念日や誕生日のランチに行くだけでなく、ピクニックの後にデザートだけを頂いたり・・・
と私の生活の一部になっている感じです。
美しいエントランスホールの装飾
そんな大好きな場所がなくなってしまうなんて!
と思うと本当にショックでなんとも言えない気持ちで一杯に・・・
休館の発表からしばらくたった9月の週末に、娘と二人で出かけてきました。
企画展「西川勝人 静寂の響き」が始まる直前で、いつもは週末でもゆったりと観賞できていましたが、休館のニュースを受けて、すごい人!でした。
この日のお目当ては娘の希望で館内にある茶室でお茶を頂くこと。
美術館の館内にお茶室があるというのも素敵ですよね。
こちらの茶室も行列ができていて30分ほど待ちました。
お抹茶と生菓子のセット。
秋を感じる菊をかたどったお菓子でした。
感激したのは娘のお茶についていたこちらの和菓子。
なんとエントランスホールにある美しい照明をモチーフにしたものなんです。
企画展の時にはいつも展示作品にちなんだ和菓子が出されているお茶室です。
席の目の前の窓から見える庭園にはススキが。まだ暑い日でしたが秋の風情が感じられました。
休館の発表当初は、現在実施されている企画展「西川勝人 静寂の響き」が終わる1月26日をもって休館と伝えられていましたが、ニュースを受けて多くの方が来館されていることを鑑み、休館は3月末まで延期されました。
ちょっとうれしかったですが、休館の予定は変わらず・・・
移転・縮小しての存続も考えられているようですが、この空間あっての美術館の良さは何物にも代えられないものだと思っています。
広大な敷地といつ行っても美しく整えられている庭園を維持するのも多大な費用と労力がかかっているのだと思いますが、なんとしても存続してほしいと思うのは私だけではないと思います。
芝の美しい広場の中央にあるヘンリームーアの銅像
毎年家族でお花見しています
初夏にはたくさんのアジサイが
睡蓮の池を泳ぐ白鳥たち
まるでイギリスかどこかの田園のような風景
私がこよなく愛するこの空間、皆さんにも休館までに是非訪れていただきたいと思います。
が、なんとレストランは年内予約が埋まってしまっているようで・・・
6月実施した「私の大好きな場所を案内してランチを楽しむ会」を休館までの間にまた実施したいなと考えていたのですがそれもこの状況では難しそうで本当に残念。
それでも行ってみたい!という方がいたら是非ご一緒しませんか?
最後までお読みくださりありがとうございます!
少しでも美術館の良さが伝わりますように・・・
ヘンリームーアの像と桜