どんな場面、局面においても“私”を貫くには、いったいどんな心構えが必要? 「生きがいが見つからない」というお悩みに歌手、俳優・中尾ミエさんに、本音でお答えいただきました。
〈お悩み〉会社員をやめ専業主婦になって数年たつのですが、心底これ!と思える仕事や生きがいが見つかりません。さいわい生活には困りませんが、このままぼんやりと老後を迎えていいものでしょうか?(53歳・主婦)
中尾さん 見つからないのはね、見つけようとしてないから! やりたいこと、自分の楽しみなんて、自分で見つけるしかないものですよ。だってそうでしょ? たとえ一緒に暮らしている夫婦でも家族でも、趣味が違うんだから。それが何なのかわからないのは、つまりは自分をわかっていないってこと。だから、まずは集中して、自分について考える習慣をつけましょう。今の世の中、テレビやネットを見ているだけでも一日があっという間に過ぎちゃうけど、それをしなければ、考える暇なんていくらでもあるでしょう? それに、迷う人は、何もやってないから迷うんですよ。不安がっているだけで、行動が伴ってないのね。だからまずは、なんでもいいからやってみればいいの。とにかく手をつければ、「これを究めるためにはこっちもやったほうがいいな」と興味がだんだん広がって、自分に足りないものがわかってくると思う。私も、体を動かすことひとつとっても、いろいろやりましたよ。30代でジャズダンスを始めて、それを究めたいからクラシックバレエをやって、50代からは水泳にタップダンス。そうやって行動範囲を広げていくことが、「自分には、こんなこともできるんだな」という再発見にもつながっていくしね。とにかく、生きがいはつくるもの! そう心得て、行動してください。
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