どんな場面、局面においても“私”を貫くには、いったいどんな心構えが必要? 「生きがいが見つからない」というお悩みに歌手、俳優・中尾ミエさん、キャスター・安藤優子さん、ミュージシャン・野宮真貴さんに、本音でお答えいただきました。
〈お悩み〉自分の体型のせいで、スタイルがイメージどおりの仕上がりになりません。顔も黄ぐすみで服が似合わず着たい服と似合う服の乖離がどんどん広がっていく感じです。年齢に応じた新たな視点を教えてほしいです。(51歳・秘書)
中尾さん だったら体型を自分のイメージどおりにしましょうよ! 私なら、まず、高いドレスを作って、それを着られるように体を合わせる努力をします。ずっとそうしてきて、何十年も同じドレスを着られているから、高い出費も十分、元をとれてます。それに、年齢相応でいなさいって、誰が決めたの? いくつになったらこの色やデザインは着ちゃいけないって時代でもないんだし、要するに、あなたの気持ちひとつですよ。
安藤さん 20代や30代の自分と50代の自分は、違ってあたりまえ。だから、やっぱりセルフイメージのリニューアルは必要ですよね。今、年齢を重ねたかたたちの服装を見ていると、娘世代と同じものを着ようとする人と「もう年だから」と“年齢相応”な格好をする人に二極化している気がするんです。でも、その真ん中に「自分は自分」という人がいる。体型を整える、なんて考えはやっつけちゃって、この体型で私はこう着るの!と、年齢は関係なく自分の時間軸で生きているかっこいい人が、必ずいるんです。私の敬愛するデザイナー・島田順子さんも、そんなおひとり。みんなが同じように若づくりするのではなく、多様性を受け入れる寛容性、柔軟性が、これからの社会に必要だと思っています。
野宮さん たぶん、ご自身のイメージが若いままなのでしょうね。筋トレでも散歩でも始めて、まずは体型をもとに戻しましょう。そうすれば着たい服が着られるし、健康にもなって顔のくすみもとれると思います。コツコツ努力するのが苦手なら、あとは着こなしで。今はファッション系のYouTuberが動画でコツを教えてくれますし、ブティックの店員さんに相談してみるのも手。そして、そのときに大事なのは、「自分はこういう服は着たことがない」「こういう色は似合わないから」といわず、一度、いわれたままにしてみることです。自分では意外なものが似合って周囲からほめられたりすると、自信になりますから。私も日々お世話になっていますが、プロの力って偉大なんですよ。
’13年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科グローバル社会専攻博士後期課程を単位取得満期退学、’19年博士号取得。『自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向』(明石書店)などの著書がある。
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