“私”を貫くには、いったいどんな心構えが必要? 「15年来のママ友との今後の付き合いを考えています」について、歌手・俳優の中尾ミエさんとキャスター・安藤優子さんに、本音でお答えいただきました。
〈お悩み〉15年来のママ友から自分優先でわがままな印象を受けるようになり、最近、今後の付き合いを考えています。ただ、こんな調子で付き合いをやめていくと、自分のまわりに友人がいなくなってしまわないかと……。(51歳・主婦)
中尾さん わがままってことは、自分の思うとおりに動いてくれないからわがままだって思うわけでしょ? こういうかたって、ひとりの人にすべてを求めてるんじゃないかな。だったら、友だちを増やせば? 人間なんて、この地球上にあふれてるんだから、いくらだって知り合えるよ! で、この人は仕事の仲間、この人は趣味の友だち、とそこだけで付き合えばいい。私のいた「スパーク3人娘」だって、趣味は全然合わなかったし、お互いがどんな生活をしてるかも知らなかったけど、仕事はちゃんとできた。逆に、もし友だちだと思ってたら続かなかったと思う。ひとりの人に多くを求めず、それぞれの場で楽しんで、それ以外は干渉しない。私も含めてみんながみんな、パーフェクトじゃないんだから、いいところだけ見ればいいのよ。
安藤さん 心が相手から離れているのであれば、それはそれでしかたがないこと。面倒な相手とわざわざ付き合っても、しかたがないですよね。それよりは、新しい出会いに心を向けましょう。自分がそうだったので声を大にしていいたいのですが、出会いは誰もがほぼ毎日経験していて、その時代時代に出会う人って、必ずいるんですよ。学生時代からの友だちがいれば、仕事先で知り合って友だちになる人もいるし、突然エステで出会った人も……だから、心配は無用だと思います。要は、その出会いを出会いとするかどうか。例えば、偶然向かい合った人と二言三言話をして、そこから交流を深めるかどうかは、そのかたの意思。気が向いたら、そこから新しい関係を結んでいけばいいんですから。
’13年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科グローバル社会専攻博士後期課程を単位取得満期退学、’19年博士号取得。『自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向』(明石書店)などの著書がある。
▼こちらの記事もチェック