すでに世界で大流通! “仮想通貨”が世界の主要通貨に!?【お金の未来予想図】

仮想通貨に電子マネー、QRコード決済など、ここ数年で新しいマネー用語がいくつも飛び交い、話題になっています。テクノロジーの急速な発展でお金の世界は大変革期! その象徴ともいえる“仮想通貨”について、基礎知識をお金のプロがお教えします。

“仮想通貨が、世界の主要通貨になる可能性も”

仮想通貨は、今後数年で私たちにとって身近なものに

仮想通貨編

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インターネットが普及して約20年。私たちの生活は大きく変わった。連絡手段は、手紙や電話ではなくメールやSNSが主流となり、ネットでの買い物も一般的に。そして今、このテクノロジーによって「お金」の世界も変わりつつある。
その象徴ともいえるのが、「仮想通貨」。

「どんなものかはわからなくても、ビットコインやネムといった言葉は聞いたことがあるのでは?」と、金融市場に詳しい尾河眞樹さん。

「もっとも、『ビットコイン取引所のマウントゴックスが経営破綻』とか、『仮想通貨取引所のコインチェックから、大量のネムが流出』といった事件がらみで知った人が多いことでしょう。なので、『あやしげなもの』とか『危ないもの』というイメージがあるかもしれませんが、今後は私たちにとって身近な存在になるだろうと思います。

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すでに、世界には1000以上の仮想通貨が存在し、日本でも30ほどが流通しているといわれています。しかも、日本の金融庁は、’17年、世界に先駆けて仮想通貨に対する法律の整備に着手しました。これを機に、日本における仮想通貨取引が盛んになり、同年の10月には円建てビットコインが世界の取引シェアの4割を占めたほどです。’17年は、『日本の仮想通貨元年』といわれているんですよ」

“仮想”というだけあって、この通貨、目にも見えなければ、触ることもできないもの。実態のないお金が、私たちの生活に普及するなんてこと、本当にある?

「歴史を紐解くと、古代の物々交換に始まり、金や銀そのものから貴金属でつくられた通貨などを経て、現在は、ドルや円といった国が保証する法定通貨へと変遷しています。そう考えると、将来、仮想通貨が、全世界で通用するお金になっても、なんら不思議はありません。現に、海外では、仮想通貨を決済に利用している人も少なくないんですよ。日本でも、昨年あたりから、外国人旅行客の利便性を考え、仮想通貨での決済を導入する店舗が増えていますしね」

お話をうかがったのは……

為替アナリスト 尾河眞樹さん
ソニーフィナンシャルホールディングス執行役員兼金融市場調査部長、チーフアナリスト。わかりやすい解説で、テレビや雑誌などメディアでも活躍する。

『ビジネスパーソンなら知っておきたい 仮想通貨の本当のところ』
仮想通貨やキャッシュレス化、ロボアドなど、押さえておきたいお金のイロハがつづられた一冊。¥1,600 /朝日新聞出版

お金の未来予想図 記事一覧

安全性は?値動きは? 初心者でもわかる仮想通貨【お金の未来予想図】
取材・文/村上早苗 イラスト/秋葉あきこ ※エクラ12月号掲載

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