認められたい気持ちの裏返しで強く出る人も。『私はあなたを認めているよ』と示し安心させてあげれば、態度が軟化して組織にプラスになることも。精神科医・片田珠美さんに教えてもらいました。
教えてくださった先生
相手を意地悪な目で分析し、プチ悪人になるのが有効
対策の締めくくりに、敵と対峙する際のポイントを会話集で紹介。カギは、相手を分析&プチ悪人になること。
「相手と同じ土俵に立つと、感情と感情のぶつかり合いになり、疲れるだけ。第一、『自分は正しい』と信じて疑わない人に、どんなに反論しても勝ち目はありませんし、説得しようとしてもムダです。それより、相手を持ち上げながら、素直に聞いているふりをして、心の中で舌を出しているほうが賢明です」(片田さん)
可能なら、時には戦う姿勢を見せて。「簡単に言いなりにならない」「厄介なヤツだ」と思わせられれば、今後カモになる危険性はぐっと低くなるはず!
【Case3】周囲にダメ出しすることで、自分の能力を誇示しようとする相手に
相手 「この部署のやり方、効率悪すぎですよ。これじゃ営業成績が上がらなくて当然です」
あなた 「あなたのいうとおりかもしれないけど、みんながみんなあなたのように優秀なわけじゃないからね。いきなりだと、みんなとまどうから、少しずつ改善策を提案してくれないかな」
「彼の中にあるのは、『認められたいのに認められていない』という不満や『自分は評価されていないのでは』という不安。その裏返しで強く出ているのでしょう。『私はあなたを認めているよ』と示して安心させてあげれば、態度が軟化するだろうと思います」