2024年1月15日から開幕するミュージカル『イザボー』で、主演を務める望海風斗さん。発売中のエクラ2,3月合併号で掲載中のインタビューとは別に、未公開カット&未収録のインタビューを公開。
いまだにカーテンコールで、テンパってしまうんです
ケープ¥24,200・ワンピース¥46,200/モガ イヤリング¥2,100/アビステ
「男役の頃の歌を歌うのは久しぶりでしたし、もう男役としての歌い方を忘れているんじゃないかなと思っていたんです。でも舞台稽古が始まった途端にバッと男役スイッチが入ったんですよ。『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のヌードルスとして歌うのがもうすっごく楽しくて、自分の原点にたち返った気持ちでした。『ああ、やっぱり私はここが帰る場所だ、ここからまた走り出そう』と初心に帰りました」
「これでもだいぶ落ち着いてきたんですけどね。私、人が大勢いるのがダメなんですよ。特にカーテンコール。人がいっぱい見ているじゃないですか(笑)」
「あるんですよ。宝塚時代は舞台の上の人はみんな知っている人たち、でも卒業すると周りにいるのは、”そんなに長く一緒にいたわけではない人たち”じゃないですか。だからお客様だけでなく全方位から見られていると感じるんです。『こいつ何言ってるんだろう』と思われていないかと無駄に焦ってしまう。『もう頼むからみんなこっち見ないで!』って(笑)。早く慣れたいです」
イザボーは野心と欲と上昇志向の塊のような王妃だったそうですが、2024年に望海さんが「上昇させたい」と思っていることって何ですか。
「そうですね……2024年は上昇したいと思う自分を、逆にちょっと押しとどめたいなと思っています。というのも、宝塚時代は10代からスタートしましたが、退団した時私は既に38歳だったので『もうのんびりしていられない、吸収できることは何もかも身につけたい』という焦りがすごかったんですね。だからこの2年半の間、もうずっとずーっと何かを追い続けてきたんですよ。なので少し立ち止まって“力を蓄える1年”にしたいんです」
「私、今ベッドが欲しいんです。宝塚を卒業したとき急いで引っ越さなければいけなかったので、とりあえずインターネットで買ったベッドをずっと使っているのですが、これがイマイチで……。ずっとこのベッドで妥協してきた2年半の間、ちゃんと眠れていないんじゃないか、疲れが取れていないんじゃないかと思い続けてきました。やはり眠る場所は徹底的に良くしたいから、とにかくいいベッドとベッドマットに出会いたい。寝具にこだわりたいです」
「いえいえ、逆に早寝にシフトチェンジできるんじゃないかと、期待しているんです(笑)」
本誌のインタビューも、ぜひお見逃しなく!
のぞみ ふうと●’83年、神奈川県生まれ。’03年、宝塚歌劇団に89期生として入団。’14年に花組から雪組へ組替え。’17年、雪組トップスターに就任。’21年に退団後は、ミュージカル『INTO THE WOODS』『next to normal』『ガイズ&ドールズ』『DREAMGIRLS』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』、コンサート『SPERO』『Look at Me』に出演。
ミュージカル『イザボー』
百年戦争の時代、バイエルン大公の娘に生まれた少女はのちにフランスの王シャルル6世の妃となる。夫が狂気に陥り王政が破綻するが……。甲斐翔真、石井一孝ほかの出演。1/15~30、東京建物Brillia HALL 問☎0570・00・3337(サンライズプロモーション東京)※大阪公演あり。