3月に開業する『帝国ホテル 京都』。祇園甲部×帝国ホテルという最強の組み合わせは、すべてが日本の新しい上質を極めている。このステイだけでも行く価値あり!
帝国ホテル×京都 最上質のステイ
祇園川上の京朝食という新しい贅沢
祗園甲部の紋章の”つなぎ団子”をあしらった行灯形の二段重で供される「祇園川上」の朝食。料理や器、膝かけは季節や歳時で替わる
花街の華やかさと伝統が静かに息づく京都・祇園に今年3月『帝国ホテル京都』がオープンする。その舞台となるのは、歴史的建造物で、この街の記憶を長年培ってきた弥栄(やさか)会館。外観の風情をそのまま残す本棟と新たに増築した北棟からなり、土地がもっている時間や気配をそっと整え、継承する場をつくっている。
客室やラウンジは、新素材研究所による希少な素材を用いたデザインが空間を彩り、くつろぎとともに感性が研ぎすまされる。特に大谷石をはじめとした名石使いは必見。地元の名店「祇園川上」が担う和食も象徴的だ。京都の人が日々を整えるための体に優しい料理が供される。一日の終わりには「オールドインペリアルバー」へ。カウンターからは東山や比叡山を望み、格式あるバーが祇園の夜にしっとりとなじむ。
これまで積み重ねてきた感性を、静かに体感できる場所である。
和朝食の締めのにんじんジュース
美山町の「静家」の豆乳
美しく整えられた日本庭園を一望する宿泊者ラウンジ
アール・デコの多角形デザインを思わせるオリジナル家具
比叡山を望む「オールドインペリアルバー」
帝国ホテルの品格を受け継ぐ「オールドインペリアルバー」
客室は全55室。奇をてらわず、過去と歩調を合わせて整えられた空間
祇園甲部歌舞練場に隣接
客室に帝国ホテル初の畳を導入
奈良県 吉野にある水分神社の樹齢1000年以上の欅を使用
帝国ホテル 京都
京都市東山区祇園町南側570の289
電話 075・531・0111(開業まで月〜金曜10:00~17:00)
1泊1室2名¥177,100 〜(室料のみ。税・サ別)
チェックイン15:00 ~、チェックアウト12:00〜
https://www.imperialhotel.co.jp/kyoto
撮影/酒井貴生(aosora/人物) 伊藤 信 福森クニヒロ 内藤貞保 ハリー中西
取材・原文/佐藤裕美 西村晶子 天野準子 ※エクラ2026年4月号掲載