ツウがすすめる“穴場な京都”とは? 琵琶湖疏水めぐり、KYOTOGRAPHIEで春の京都を満喫

これまで何度も京都に足を運んできたトラベルライター・坪田三千代さんと「ヌキテパ」ディレクター・神 真美さんのおすすめスポットを紹介。 この春のとっておき、最旬のお気に入りを聞いた。

琵琶湖疏水めぐり

トラベルライター・坪田三千代さんのお気に入り

琵琶湖から水を引いた「琵琶湖疏水」は、長年、京都の物流と景観を育んできた水路。「京都には、明治以後に造られたモダン建築が数々ありますが、それらができたのも疏水があったから。蹴上から山科や三井寺、大津までの疏水を航行する『びわ湖疏水船』も多くの見所と学びが。春は蹴上インクラインから眺める桜がフォトジェニックで絶景。早朝がおすすめです」。

歴史的建造物の旧御所水道ポンプ室を船上か ら間近に楽しめる

歴史的建造物の旧御所水道ポンプ室を船上から間近に楽しめる

毘沙門堂の参道にかかる 安朱橋周辺は菜の花やソメイヨシノが咲き誇る 花の名所

毘沙門堂の参道にかかる安朱橋周辺は菜の花やソメイヨシノが咲き誇る花の名所

水の道を移動する体験そのものが 特別。

水の道を移動する体験そのものが特別。陸路では味わえない静かな疏水の流れと明治のロマンを体感できる

びわ湖疏水船は春秋の期間限定運航。びわ湖・大津港便、三井寺便などがある。

Data
びわ湖疏水船受付事務局
電話 075・365・7768
定休日:土・日曜、祝日 
詳細・予約はbiwakososui.kyoto.travel

酒陶 桺野

「ヌキテパ」ディレクター・神 真美さんのお気に入り

「毎春、友人が運営に携わっているKYOTOGRAPHIEを訪れ、新しくも深い刺激をもらっています。滞在中に必ず立ち寄るのがバーの『酒陶 桺野(しゅとうやなぎの)』。食前はスッキリとしたジントニックを、遅い時間にはお料理もいただきます」。土壁に囲まれた空間に季節の花を飾るしつらえは、茶室のような趣。アートの余韻に浸るのも会話を楽しむのもここでは自由。どこまでも続くような庭のある個室や器選びにもセンスが感じられる。

季節でジンの銘柄が替わるジントニック ¥1,200。グラスはアンティークで、お 客ごとに異なる。
KYOTOGRAPHIE・ 酒陶 桺野

季節でジンの銘柄が替わるジントニック¥1,200。グラスはアンティークで、お客ごとに異なる。

Data
京都市中京区三条通新町西入る
電話 075・253・4310 17:00 〜24:00
無休(木曜はドリンクのみ)

KYOTOGRAPHIE

「ヌキテパ」ディレクター・神 真美さんのお気に入り

ツウがすすめる“穴場な京都”とは? 琵琶の画像_6

What I Do To Please You I Do, 1981-2008
© Linder, Courtesy of the artist and Modern Art, London

今年14回目を迎える「KYOTOGRAPHIE」は、京都を拠点に、毎年春に開催される国際写真祭。京都の文化空間である町家からギャラリー、博物館、寺院にいたるまでが会場となり、写真表現の深さと広がりを多角的に体験できる。会期は4月18日〜5月17日。

Data
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
www.kyotographie.jp

撮影/酒井貴生(aosora/人物) 伊藤 信 福森クニヒロ 内藤貞保 ハリー中西
取材・原文/佐藤裕美 西村晶子 天野準子 ※エクラ2026年4月号掲載

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