桜の便りが聞かれるようになると、京の和菓子も一気に華やぐ。桜にさまざまな表情があるように、小さき菓子の世界も、優雅、華麗、妖艶、可憐…。甘くせつない記憶をつくってくれる京の和菓子をご紹介。
鍵善良房
享保年間創業の『鍵善良房』調製の桜の生菓子と干菓子いろいろ。一輪の凛とした姿、群れて咲く爛漫の美しさ、咲き始めから満開、散りゆく様、4 月の恒例行事「都をどり」を彷彿とさせるものなど、桜ひとつでさまざまな春の情景を楽しませてくれる。桜の生菓子は3月中旬~ 4月中旬に販売。
【DATA】
京都市東山区祇園町北側264
☎075・561・1818
9:00~18:00(喫茶は9:30~17:45LO)
㊡月曜(祝祭日の場合は翌日)
撮影/内藤貞保 吉澤健太(井上さん) 取材・文/西村晶子 本誌編集部 ※エクラ4月号掲載