食材をたくさん使用した大鍋ではなく、シンプルに少量で楽しみたいときは大原千鶴さんの“小鍋レシピ”がおすすめ。京料理などに登場する「粟麩」を使った、お酒に合う“おつまみ小鍋”をご紹介します。
鶏と粟麩の治部煮風
鶏肉に片栗粉をまぶしておくと味がよくしみて、だしにとろみがつく。実山椒と柚子の香りでごちそう感アップ。
材料(2人分 内径約16cmの平浅の土鍋1個分)
鶏もも肉……1/2枚(150g)
粟麩……4cm分(約60g)
菊菜……1/2束
[A]
だし※……100ml
みりん、薄口しょうゆ……各大さじ1
片栗粉……適量
柚子の皮(せん切り)、実山椒(水煮)……各少々
※大原流 水だし(かつお昆布だし)の作り方
冷水ポットに水(2ℓ)を入れ、利尻昆布(5g)とだしパックに入れたさばや宗田がつおなどの混合の削り節(15g)を加え、3時間以上おく。冷蔵庫で冬場なら3日間ほど、夏場なら2日間ほどで使いきる。
作り方
1.鶏肉はひと口大の削ぎ切り、粟麩は1㎝幅に切る。
2.菊菜は熱湯でゆでて水にさらし、水気を絞って4㎝ 長さに切っておく。
3.土鍋にAを入れて火にかけ、沸いたら1の鶏肉に片栗粉を薄くまぶして入れ、粟麩も加える。ときどき混ぜ、鶏肉に火が通ったら、2の菊菜をのせる。好みで柚子の皮と実山椒を散らす。
◎こんなお酒に合う!
キリッと冷やした白ワインを。特にシャルドネの果実味が、鶏肉と粟麩の甘辛味を引き立て、後味もすっきりさせる。