昨今は京都・大原の地に魅了され、他県から移り住んだり、セカンドハウスを構える人も少なくない。センスのいいお店も多数。『ツキヒホシ』の山本真琴さんも、「自然に囲まれた環境で子育てをしたい」と移住してきたひとりだ。古きよき大原の地に新風を吹かせている。
『ツキヒホシ』
店内には、古い器のほか、かごや薬瓶、木工品など、見立て使いを考えるのも楽しい日本の古いものが集まっている。「高価な骨董よりもふだん使いできるものが好きです」と、店主の山本真琴さん。風情のあるお店は、6年前、家族で大原の古民家に移住した際についてきた川沿いの家屋を改装したもの。場所柄、旅行者も多く、連れて帰りやすい価格帯やサイズのものが充実している。
江戸後期から昭和前期まで時代もさまざまな豆皿コーナー。小傷のある皿は価格も手ごろ。珉平焼や三田青磁などの豆皿¥1,500~
店主、山本さんと看板犬のナナちゃん。
昭和の切子グラス 1脚¥900
小川にかかる小橋を渡ってすぐ。店前には紅葉の木が茂り、秋は鮮やかな赤色に。
撮影/内藤貞保 取材・原文/天野準子 ※エクラ2020年10月号掲載