京都の食を語るうえで欠かせない存在といえば「ちりめん山椒」と「京漬物」。京土産の代表格として知られ、どちらもほどよい塩味とやさしい味わいでご飯のお供に最適。今回はちりめん山椒専門店「もえ実」と、京漬物の「野呂本店」をご紹介。
もえ実「ちりめん山椒 ささめ」
下鴨神社にほど近い住宅街の小さな店で、女性店主がひとりで20年以上作り続けるちりめん山椒。京美人のような色白な姿に驚かされる。「素材がよかったら余分な味つけはいりません」と、しょうゆは少なめに。あとは日本酒とみりんであっさり炊かれている。山椒も辛味がきつすぎない小ぶりのものを厳選しており、毎日でも食べたくなる優しい味わい。
ちりめん山椒 40g ¥700(送料別)。じゃこが小ぶりでごはんに混ぜやすい「ささめ」と、じゃこが大きめで食べ応えのある「ちどり」の2種がある。
「野呂本店」の京漬物
優しい味わいの漬け物にファンが多い名店。特に賞味期限が1週間ほどの浅漬けは、わさびが効いたシャキシャキの「長芋わさび漬」やきゅうりと山ごぼうの歯ざわりの違いが楽しい「青てっぽう」など、野菜の味や食感がしっかり感じられる絶妙な漬かり具合。塩辛さがなく、あっさりしているので、ごはんの供は言わずもがな、サラダ感覚でそれだけでも楽しめる。
きゅうりの中に青じそで巻いた山ごぼうを詰めた青てっぽう 3本入り¥450。長いもを刻んだわさびの茎とともに漬けた長芋わさび漬 130g ¥550(送料別)