お酒がおいしくすすむ、左党の鍋とは? 料理家・冷水希三子さんに教わった、日本酒に合う「牡蠣の粥鍋」と「鴨鍋」の作り方を紹介します。
牡蠣の粥鍋
定番のみぞれ鍋や土手鍋より軽やかに、牡蠣のだしでお粥もおいしく!酢じょうゆとねぎでさっぱり召し上がれ。ふくよかでキレもある純米吟醸を冷やで。
材料(2人分)
牡蠣……200~300g
米……40g
干し貝柱……2個
昆布……10㎝角1枚
水……1ℓ
酒……50㎖
塩……ひとつまみ
油……小さじ1
しょうがのせん切り……1片分
[A]
白ねぎのみじん切り……10㎝分
しょうゆ……大さじ2
酢……大さじ3
韓国とうがらし……2g
塩……好みで
作り方
1.昆布を水につけて半日ほどおく。干し貝柱は酒につけておく。
2.牡蠣は塩水で振り洗いして流水で洗い、汚れを落として水気をきる。
3.米は洗って水気をきる。
4.鍋に油と米を入れて軽く炒め、1の昆布水と干し貝柱をつけ汁ごと加え、たまにかき混ぜながら1時間ほど米粒がなくなるまで煮る。
5.4に塩を加え、2の牡蠣を入れ火が通ったらしょうがのせん切りをのせる。
6.好みで混ぜ合わせたAのタレをかけたり、塩をふって食べる。
【ポイント】
干し貝柱は、あらかじめ酒に浸してもどしておく。半日が目安。水ではなく酒を使うことで余分なくさみが消えて風味も増す。
鴨鍋
ゆずの皮に穴をあけて、一個丸ごと。鴨脂で焼いたねぎ、きのこもごちそうの、塩とわさびでいただく大人の鴨鍋。熟成感と酸のある純米の熱燗がぴったり。
材料(2~3人分)
鴨ロース肉……1枚
長ねぎ……2本
ゆず……1個
豆腐……1丁
クレソン……2~3束
きのこ……適量
[A]
かつお昆布だし……1ℓ
酒……70㎖
みりん……60㎖
しょうゆ……60㎖
わさび……適量
塩……適量
作り方
1.鴨肉の皮面を強火で軽く色づくまでフライパンで焼いて取り出し、出てきた脂で5㎝長さにぶつ切りにした長ねぎに、両面焼き色をつける。
2.1の鴨肉を厚さ5㎜くらいにスライスする。
3.鍋に合わせたAを加え、皮に穴をあけたゆずと長ねぎを入れる。鴨肉をしゃぶしゃぶして、好みで塩やわさびをつけて食べる。
4.好きなタイミングで食べやすく切った豆腐やクレソン、きのこを入れる。
【ポイント】
安全な環境で育った上質な鴨肉で。冷水さんは大阪府『ツムラ本店』の河内鴨を使用。冷凍の場合、自然解凍後ドリップをふき、塩水で流す。