献立は、好みの菓子2種類と飲み物を選べる「廚菓子セット」と、先付けの焼き胡麻豆腐から始まりお凌ぎ、菓子2品と続く「甘味割烹」コースの2種類。目の前で作られるできたてを、コース仕立てで少しずつ。ありそうでなかった甘味割烹が話題を呼んでいる。
『廚 菓子くろぎ』
コンセプトは「和のアフタヌーンティー」。仕掛け人は、予約至難の日本料理店、大門『くろぎ』の黒木純氏だ。これまでもカフェ業態を手がけてきた黒木氏だが、ここではゆったりと時間を過ごす中で、和の食文化を伝えるのがねらい。「蕨もち」は、オーダー後に、本蕨粉と水から練り上げ、冬ならやや温かく、夏なら冷たくと、提供温度にまで心を砕く。「甘味割烹」コースの「焼き胡麻豆腐」は『くろぎ』のレシピそのまま。昼間の外食の楽しみが見直される今、覚えておきたい一軒だ。
練りたての「蕨もち」は、どちらのコースでも味わえる。
煎った白ごまを本蕨粉と吉野の葛粉とともに練り上げて作る焼き胡麻豆腐。ひと晩以上寝かせ、焼きたてを陶板に盛り、しょうゆと本わさびを添えて。
自家製のぜんざいと練乳で作る、「かき氷 富士山」。かき氷は季節の果物を使用したものも。「廚菓子セット」¥2,800、「甘味割烹」¥4,200(ともに税込み)
『くろぎ』創業の地。しつらえもそのまま。
東京都文京区湯島3の35の1
☎03・5817・8121
11:00~19:00(18:00LO) ㊡水曜