日々の疲れを癒してくれるのは、一日の終わりの一杯。おいしいお酒のお供に体に優しい「中華おつまみ」はいかが? この季節は香味野菜の出番。黒酢や豆板醤、花椒などのスパイスもぜひ。食欲を増進させ、体の気のめぐりもよくしてくれます。
1.ささ身のザーサイ炒め
“味つけはザーサイで。片栗粉をまぶすので、ささ身がしっとり軟らかに”
「ザーサイは味のついていないシンプルなものを使って。長ねぎは最後に入れて、食感と香りを残します。酒の肴にぴったりと大好評です」
材料(2人分)
ささ身……2本
[A]
こしょう……少々
酒……大さじ1/2
片栗粉……小さじ1/3
ザーサイ……30g
長ねぎの斜め薄切り……10cm分
油(太白ごま油)……大さじ1/2
作り方
1.ささ身は薄切りにして、Aにつけておく。
2.ザーサイは薄切りにする。
3.炒め鍋に、油と1を入れて中火にかけ、肉の色が変わるまで炒め、2を入れて炒め合わせる。香りが出たら、長ねぎを加えてさっと炒める。
2.アスパラガスの四川風炒め
“豆板醤と花椒のしびれる辛味で食欲増進に。アスパラガスをたたくのがポイント”
「アスパラガスは細くても、たたいてください。味がしっかりからみます。炒めるのは、弱火でじっくり。えぐみのある野菜にはハチミツを加えると食べやすくなります」
材料(2人分)
グリーンアスパラガス……4本
[合わせ調味料]
豆板醤……小さじ1/2
ハチミツ……小さじ1/2
しょうゆ……小さじ1
花椒粉※……小さじ1/3
酒……大さじ1
油(太白ごま油)……大さじ1/2
作り方
1.アスパラガスは根元の硬い皮をピーラーなどで除き、包丁の背でたたき、長さ3等分に切る。
2.炒め鍋に油と1を入れて中火にかけ、弱火にして油をなじませるようにじっくり炒める。アスパラガスの色が変わったら酒をふり、蓋をして約1分蒸し煮にする。
3.2に合わせ調味料をからめ、火を止めて花椒粉をふる。
※花椒粉は花椒を空煎りし、すり鉢でする。市販品を利用する場合は無塩のものを。
3.香味野菜の白あえ
“香味野菜だけの白あえは、無限に食べられるさわやかで優しい味わい”
「香味野菜を3種類ミックスしましたが、1種類だけでも。練りごまとわさびが隠し味。残ったら、ロールパンにはさんで朝ごはんに。家族の大好物です」
材料(2人分)
絹ごし豆腐……1/2丁(150g)
[A]
練りごま……大さじ1
わさび……小さじ1
粗塩……小さじ1/3
[B]
パセリのみじん切り……大さじ3
みょうがの小口切り……2個分
ミントのザク切り……適量
作り方
1.豆腐をザルに入れてつぶし、約30分水きりする。
2.ボウルにAを合わせ入れ、1を加えてよく混ぜる。
3.2にBをあえて、器に盛る。
4.じゃがいものシャキシャキ黒酢炒め
“黒酢を加えると、シャキシャキに。漢方の生薬でもある花椒で体を温めて”
「じゃがいもはメークインを使って。男爵だとホクホクしてしまいます。炒めて、パチパチという音が聞こえなくなったら、じゃがいもの水分が抜けた合図。調味料を一気に吸い込んでくれます」
材料(2人分)
じゃがいも(メークイン)……2個
黒酢……大さじ1
粗塩……小さじ1/2
花椒……15粒
油(太白ごま油)……大さじ1
作り方
1.じゃがいもの皮をむき、せん切りにし、水につけて水気をしっかりきる。
2.炒め鍋に油と花椒を入れ、中火にかけて香りが出たら1を入れ、油をなじませるように炒める。
3.2に黒酢を加え、強めの弱火で透明感が出るまでじっくり炒めて粗塩で味をととのえる。
5.にんじんのあえもの
“いつものにんじんサラダに香味野菜をプラス。香りと甘味で心が癒されます”
「ディルはたっぷり加えてください。なければ、香菜やミント、バジルでも。ナッツで食感を、ドライフルーツで甘味を。香りと食感、甘味で、楽しくたくさんいただけます」
材料(2人分)
にんじん……2本
ディル……適量
煎ったクルミ、松の実……各10g
干しあんず、干しぶどう……各5g
粗塩……小さじ1/2
ごま油……大さじ1/2
作り方
1.にんじんは皮をむき、スライサーでせん切りにし、ザルに入れる。熱湯をかけて、水気を軽く絞る。
2.ボウルに1を入れて、塩、ごま油で味をととのえる。ディルは葉をちぎりながら加え、クルミ、松の実、せん切りにした干しあんず、干しぶどうを加えてあえる。