アルザス最高峰の名門が送り出す「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」。さわやかな香りとピュアな果実味は、抜群に相性がいいレモンタルトとともに味わって。エスニックやフレッシュフルーツとも好相性で、蒸し暑さを吹き飛ばしてくれそうなイケてる一本をご紹介。
伝統を守りつつ、チャレンジも忘れない。由緒ある旧家の長男
DOMAINE ZIND-HUMBRECHT
ツィント
コルクを抜いた瞬間、レモンのさわやかな香りに包まれる。ピュアな果実味と酸味が心地よく、心がふんわりふくらんでいく。きわだつのはしなやかなミネラル感で、どこか“筋が通った感じ”がかっこいい。
「ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト」は“アルザス最高峰”と称される造り手。1620年から続く名門で、現当主は12代目のオリヴィエ・フンブレヒト氏。ビオディナミの第一人者として知られ、畑ごとの個性を生かしたワインを生み出している。誠実でおおらかな人柄はワイン界でも信頼が厚く、品格ある味は「彼そのもの」と評されるほど。アルザスのみならず、世界を牽引する存在だ。
この「ツィント 2017」の魅力は繊細でありながらもしっかりした骨格を感じさせるところにある。端正なのに“やわ”ではないのだ。フレッシュ感と品格をあわせもち、“由緒ある旧家の跡取り”のよう。バランスのよさが安心感を与えてくれる。
料理なら、アルザス郷土料理のシュークルートや中華料理だろうか。コクのある味を軽やかに楽しませてくれる。だが、抜群に相性がいいのが、実はレモンタルト。ワインのピュアな果実味がレモンタルトの酸味を優しく包み、とてもスタイリッシュな味わいだ。この“彼”、物腰は柔らかいけれど、威風堂々。ワイン選びに困ったときは、素直に頼ればいい。
フランス・アルザス地方。シャルドネとピノ・オーセロワをブレンド。透明感のある酸味としなやかなミネラルが特徴。畑はすべてビオディナミ認証取得。アジアン・エスニックや塩の焼き鳥、桃やマンゴーなどのフレッシュフルーツとも好相性。750㎖ ¥3,960/日本リカー