看板なし、秘密めいた店構えも話題を呼んだ恵比寿のイタリア料理店『湯浅一生研究所』が移転し、店名も新たにリニューアル。ギャラリーのような店内を彩るのは、ジャコメッティなどのアート作品や名作家具の数々。魯山人、今泉今右衛門といった名匠から現代作家の手によるものまで、器も美術品級だ。
『ISSEI YUASA(イッセイ ユアサ)』
メインダイニングのカウンターでゲストを迎えるのは、渋谷『ビオディナミコ』で料理長を務めた湯浅一生シェフ。白ワインで作るラグーソースのパスタや、独自のルートで仕入れる魚介を贅沢に使ったカッチュッコ(魚介煮込み)など、修業先のエミリア・ロマーニャやトスカーナの局地に根ざした料理で、イタリアの情景を和の器に描く。ブルゴーニュの銘醸品までそろうワインリストも壮観で、ユニークかつ高貴なアンサンブルを体験できる。
手打ちパスタ パッパルデッレ ラグーソース。湯浅シェフの修業先、トスカーナ州 グレーヴェ・イン・キァンティエリアの伝統にならい、ソースには赤ワインではなく白ワインを使用。
トスカーナの港町、リヴォルノ名物のカッチュッコ。下田の金目鯛と九十九里のハマグリが主役で、香り高いだしは2種の海老が中心。器は魯山人のもの。
6名までの個室もある。
ピエール・ジャンヌレのチェアを配したサロン。
広島産チョウザメのカルパッチョ。塩を当てねっとりとした食感に仕上げ、キャビアを添えて。
シェフズテーブルのようなメインダイニング。
東京都港区西麻布1の4の22アートスクエア西麻布1F
☎03・6804・1191 18:00 ~ 23:00 ㊡日曜
おまかせコース¥19,800