フレンチのソースをもっと楽しんでほしいと、「ソーセ=お皿の上のソースをぬぐう」という名前のレストランが、恵比寿に登場。一日1組限定で看板もない。大人の隠れ家として利用したい新店だ。
『Saucer』
フレンチのソースをもっと楽しんでほしいと、「ソーセ=お皿の上のソースをぬぐう」という名前のレストランが登場した。すべての料理に添えられたソースは、どれも食材の風味が凝縮されて食後感は軽やか。「ソースは素材の魅力を引き出し、料理の味わいをより引き上げてくれる存在」と郡司一磨シェフ。ソースをぬぐうために、お客さまに合わせて焼き上げたパンまで用意している。ヌーベルキュイジーヌの台頭でソースの存在感が薄まっていた昨今だが、存分にフレンチのエッセンスを堪能できる。一日1組限定(4~8名)、しかも看板もないので、まさに隠れ家。料理はおまかせコース1種類。それぞれのソースについてのストーリーをオープンキッチンでシェフから直接聞く贅沢も味わえる。
「フランス産ウズラのローストとコンフィ 寿雀卵ソース」。しっとりとした口当たりのウズラの胸肉とコンフィにしたもも肉には、幻の卵といわれる「寿雀卵」の黄身をソースがわりに。
カウンター4席、テーブル8席の静謐な空間。
「小形牧場牛フィレ肉のロースト ソースボルドレーズ」。ボルドーの赤ワインを使ったなめらかなソースで。
「湯葉で巻いた毛蟹のフリット ワタリガニのアメリケーヌソース」
コースの最初に出されるのは、すべての料理のベースになる「トリプルコンソメスープ」。3日間かけて作ったスープの澄んだ味わいは格別。
東京都渋谷区恵比寿西2の7の10えびす第3 B1
☎03・6712・7713
18:00~20:30LO ㊡日曜
コース¥16,500、ワインペアリング¥8,800、グラスワイン¥1,800~(すべてサ料別)
撮影/上原ゆふ子 取材・原文/北村美香 ※エクラ2022年1月号掲載