常にアップデートしている京都の街。この2〜3年で変化の速度がさらに上がり、人々の旅のスタイルまでも変化しつつある。奥深い唯一無二のヴィンテージグラスとの出会いも京都旅の醍醐味のひとつ。
ミニマルな機能美の存在感。北欧からのヴィンテージ
ビージェネレイテッド 寺町店
家具や照明から、テーブルウエアまで、店主の岩井芳樹さんが自らの足で買い付けた北欧ヴィンテージが広い店内にぎっしり並ぶ、北欧好きにはたまらない空間。岩井さんがそろえるガラスは1950〜60年代にフィンランドでつくられたものが中心。なかでもタピオ・ヴィルカラ、ティモ・サルパネヴァ、カイ・フランクのデザイナー作品に惹かれるという。「装飾性を排除した美しいシルエットデザイン。カラフルな色合い。研ぎすまされたフィンランドデザインがなによりの魅力です」。
カイ・フランクのデザートボウル#1369はガラスボウルとチークのソーサーがセット。1955〜67年の生産。各¥25,000
カルティオなど現在まで受け継がれているシリーズも、かつては職人によるマウスブロウでつくられていたため薄さや微妙な揺らぎをもち、味わいをもたらす。ニュアンスのある色使いも特徴的で心惹かれる
北欧ヴィンテージへの情熱があふれる岩井さん。家具や照明などはていねいにメンテナンスが施され、信頼も厚い。アイテム数も多く、時間にゆとりをもって訪ねたい
スウェーデンのサイモン・ゲーテによる花瓶 各¥35,000は1930年代のもの
Data
京都市中京区永楽町234 SKビル2F西側
☎ 075・708・2378
13:00〜18:00(土・日曜、祝日〜20:00)
㊡水曜
営業時間以外でも対応可能な場合あり、問い合わせを。予約制の宇多野福王子店も。2002年に創業。寺町店は2020年から稼働。