京都有数の規模を誇る禅寺、大徳寺。その境内にある塔頭(たっちゅう)のひとつ「大慈院」は通常非公開の静かな寺院ながら、坐禅のひと時は広く門戸を開いてくれる。
体をほぐして陰陽を整える爽快感もひときわの坐禅時間
大徳寺 大慈院の朝座禅
住職の戸田惺山さんは天龍寺僧堂で禅の修行とともに東洋医学を学んだ経歴から、心と体の両方を整える坐禅を提案。「心のモヤモヤは体を力ませます。体をほぐすことで呼吸が深くなり、心の落ち着きをもたらします」と戸田さん。ストレッチをはさんだ2回目の坐禅では、よりいっそう、静かな気持ちになれるはずだ。
大きく枝を伸ばした羅漢槇と苔が美しい庭を眺めながら坐禅とストレッチを行う。ストレッチは想像以上に本格的。動きやすい服装で
大徳寺は茶の湯と深いつながりがあり「大慈院」も茶室「頓庵」をもつ。
坐禅のあとは、参加者にお茶が振る舞われ語り合う茶話の時間。戸田住職の話に耳を傾けたい
Data
京都市北区紫野大徳寺町5
☎090・1144・2355 通常は非公開。
朝坐禅は戸田さん不在時以外、毎朝6:00〜8:00ごろ開催。
日曜坐禅8:00~。前日までに問い合わせを。
体験料¥1,000。ほかZoom坐禅などもあり、詳細はHPで。
撮影/福森アツヒロ 取材・原文/大和マコ ※エクラ2022年11月号掲載