「銀座の鮨」と聞くと敷居が高くてなかなか手が出せないイメージがある。しかし今年春にオープンしたばかりの「銀座 ふかさわ」は女性でも入りやすく、優しい大将のおもてなしを体験できる。
名店ぞろいの銀座の“新星”。若き店主の心意気が光る
銀座 ふかさわ
“ふわっふわ”で口に入れるととろける穴子に感動! それも塩と柚子、甘めのタレで、そのおいしさは2倍。煮ハマグリはふっくらと、白海老は甘さが生きて、鮨を口に運ぶたび、「お鮨っておいしい!」としみじみ。
大将の深澤恵介氏がにぎる鮨は、こまやかな仕事によって素材本来の味がストレートに伝わる上品さが魅力。小ぶりで食べやすいのもいい。
「お昼は買い物帰りにいらっしゃる女性のお客さまも多いので、きれいにお召し上がりいただけるよう、工夫しています」と深澤氏。シンガポールで6年半、鮨職人として活躍し、今年4月にオープンしたばかりだが、かわいらしく優美なたたずまいの鮨に惹かれ、すでに週1で通う常連客も。本人は「まだスタートしたばかり。もっとがんばらなくては」と毎朝豊洲に通い、素材と向き合う日々。これからは故郷・茨城の素材も積極的に使っていきたいと意欲を見せる。気後れしがちな“銀座の鮨屋”も、優しい大将の店なら安心。
おまかせ¥22,000のコースから。上品な脂が印象的な中トロ。口に入れるとそのままとろける。すっきりした味わいの煮切りとのバランスが絶妙! 酢めしには赤酢や黒酢、米酢など4種の酢を使用。パンチのある酢めしに仕立て、鮨だねのうま味を引き出す
ふっくらとした煮ハマグリはコクがありつつもあっさりした味。この日は鹿島から
白海老の昆布締めは塩とすだちで。繊細な甘さがあとをひく
脂もほどよい北海道産ニシン。煮切りとしょうがで。“足が速い”といわれ、都内ではなかなか鮨では出会えないが、ここのニシンは新鮮でうま味がきわだつ
この穴子が忘れられない美味! 甘ダレと塩で。柚子の香りがふわり
マグロは国産本マグロの老舗仲卸「石司」から仕入れている
つまみの「うざく」。しっかりした味つけながら、あと味すっきり。香り豊かなひと品
「あんこうの唐揚げと白菜のすり流し」。あんこうはカリッ&フワッとした食感
カウンター7席の店は、コージーで居心地がいい。深澤氏は明るく話しやすい人柄
うま味を感じる「みむろ杉 純米吟醸」など魅力的な日本酒がそろう
東京都中央区銀座7の7の14 東幸ビルB1
☎03・3573・5260
12:00~14:00(最終入店)
18:00 ~21:30(最終入店)
㊡日曜、祝日
昼 にぎり¥8,800、おまかせ¥13,200
夜 おまかせ¥22,000~
ワイン、日本酒あり(ワインはボトルのみ)。日本酒1合¥1,500~
カウンター7席 要予約