スキンケアには気を遣っているのに、日中、鏡を見るとパサついたしわっぽい肌に……。もしかして、メイクが「老け見え」のもとに!?
失われがちなハリや透明感は、メイクしながらできるツヤの仕込みで簡単にフォロー可能! メイクの順を追うごとに輝きが増す方法や最新の便利アイテムを、ヘア&メイクアップアーティストの西山舞さんがレクチャーします。
1. 下地で色を仕込めば 乾燥ぐすみ」知らずに
光感の補整、肌の保湿、そして保護。大人のツヤ肌のために必要な要素を簡単に演出してくれるのが下地。「使っていないという人も、ぜひ下地を見直してみて。自分ではその効果がわからないかもしれませんが、人から見たときの潤い印象がまったく違います。色は血色感を補ってくれるピンクがかったものが正解。どんな肌にも例外なく合う色で、色の存在感をほとんど感じなくても、想像以上にいきいきした"めぐりのいいツヤ肌"を演出してくれます」(西山さん)。
肌にツヤと明るさを与える潤い効果の高い下地。乾燥や年齢によるくすみ、黄ぐすみをカバーし、血色のいい肌に見せる淡いピンク色の下地。美容液並みの保湿効果も。
2. 補いたいのは、水分よりむしろ油分
エクラ世代のツヤ肌づくりはスキンケアから始まっている、と西山さん。「しっかりスキンケアして保湿されている肌と、そうでない肌のツヤはまったく違うといってもいいくらい。エクラ世代には『油分が苦手』という人も多いようですが、今の化粧品は以前とは比べものにならないほど洗練されています。油分をしっかり補うと、肌感が変わってきます」。化粧水をたっぷり使っても、しっかり油分でフタをしなければ乾燥は進む。オイルやクリームはこの時期の習慣に。
(左)スキンケア+αがツヤ肌づくりの奥の手。洗顔後、化粧水のあと、乳液のあとなど、どのタイミングにも組み込めるリペアオイル。ボディや髪にも使用可能。クレ・ド・ポー ボーテ ユイルレパラトゥリス 75㎖ ¥14,000/資生堂インターナショナル
3. カサカサ肌に見える原因は、ファンデーションの選び方にあり
粉は皮脂を吸着してしまうため、重ねるほどに乾燥が進むことも。毎日のパウダーファンデーションが、"パサつき印象"の一因になっている?「さらにスポンジも油分を吸着してしまうので、クリームファンデーションを、ブラシ使いで均一に薄くのばし、最後に指で軽くなじませるのがベストな方法。クリームタイプは保湿効果に優れているだけでなく、均一につけることで光がきれいに回り、面のツヤが出ます」(西山さん)。
(左)独自のイルミネイティング成分を配合し、ツヤにこだわったクリームファンデーション。なめらかな感触でサテンのようなツヤの薄膜がひと塗りで密着。クレ・ド・ポー ボーテ タンクレームエクラ SPF25・PA++ 25g ¥12,000/資生堂インターナショナル
4. 注意! 粉っぽいコンシーラーは老け見えのもと
意外に盲点になりがちなのがコンシーラーのテクスチャー。「厚くつけると、マット感がきわだつだけでなく、くずれたとき、ほかの部分との"差"も生じ、境目が悪目立ちしてしまいます。せっかくつややかに仕上げても、コンシーラーで台なしになることも。選ぶべきは『ゆるめ』の、ツヤありタイプ。ファンデーションのツヤ感と質感を合わせれば、肌自体が若々しく見え、シミも目立ちにくくなるため、無理に重ねて隠す必要もありません」(西山さん)。
(左)自然な光感で気になる部分を瞬時にカバー。シミはもちろん、目まわりのくすみや疲れ感のカバーにも効果的。フラッシュ ルミナイザー 001 ¥4,800/パルファン・クリスチャン・ディオール
5. 潤っているように見せる大人パールで目もとのツヤめき増量
人の視線は目もとに集まるといわれているだけに、目もとのパサつき感は老け印象を助長する要因に。「乾燥が気になるなら、大粒のラメパールやツヤのないマットな質感はNG。エクラ世代の目もとを最もきれいに見せるのは、クリームベージュ×繊細パールの組み合わせです。クリームやジェルタイプがベストですが、なければパウダータイプでも。万能カラーなので、どんなシーン、どんなメイクでも合わせやすく、うるみ感のあるツヤを演出できます」(西山さん)。
パールの光沢をもつ微粒子が、まぶたに光感をプラスするジェルクリームタイプ。ゴールドがかったベージュが、目もとに自然な立体感をプラスしてくれる。