石田ゆり子さんをはじめ、éclat世代の女優たちから指名の絶えないヘア&メイクアップアーティスト、岡野瑞恵さん。立体感をきわだたせ、フレームは締める。このいたってシンプルなステップで洗練された印象へと導く、岡野さん愛用のコスメ。清潔感と華のあるベーシックなアイメイクテクとともにご紹介。
1.ベースカラーは皮膚感と立体感を意識した色を
まぶたのくすみや色ムラを飛ばしながら骨格を掘り起こすことができるのが、コーラルベージュのアイシャドウ。乾燥が気になる人こそクリーム系を。目もとがいきいき華やかに。
クリームからパウダーに変化し、ぴったりフィットするアイカラー。くすみを払う明るいベージュ。オンブル・クチュール 2 ¥3,700/パルファム ジバンシイ[LVMHフレグランスブランズ]
こう使う!
薄くファンデーションが塗られたまぶたのアイホール部分に、左上のジバンシイのアイシャドウを中指にとり、とんとんとのせていく。「コーラルべージュが目もとを明るく補整」(岡野さん)。皮膚感もナチュラル!
2.女性らしさの象徴、涙袋をふっくら、くまも軽減
くまが気になるからと、目の下をコンシーラーでカバーしすぎると涙袋の影が消え、凹凸がなくなって不自然に。顔は大きく、目が小さく見えるというトリックに気がついて。
繊細なゴールドがふわり。まぶたの立体感を掘り起こすなじみ色は、華もある岡野さん指定色。ザ アイシャドウ 029 ¥2,000/アディクション ビューティ
こう使う!
ベージュゴールドのパウダーアイシャドウをブラシにとり「アイホールの縁をなぞるように、すっすっと軽くぼかし入れて」。起点は眉頭下から外へ。このひと手間でアイホールに自然な影が生まれ、立体的に。次は下まぶたの涙袋にのせる。目頭から目じりまで、5㎜幅で彩ると、「涙袋がふっくら。ベージュゴールドの輝きがくすみを飛ばし、目もとを明るく、女性らしい印象に」。
3.アイライナーは2本使いで平行ラインで下がり目を補整
アイラインを目の形そのままに描けば当然、目は下がって見えるもの。目じり側は目の形に沿わせず、平行に流して自然な上昇カーブを。2本使いで濃淡操作、にじみも防止。また、黒のラインで囲むと、フレームが悪目立ちしてかえって目が小さく見えてしまいます。基本のラインは濃茶系、ぼかしと描き入れるポイントを覚えて、シジミ目からアサリ目へ!
<右>にじみにくく、繊細なラインが自在に。浮かないのにくっきりきわだつチャコールブラウン。スティロ ユー ウォータープルーフ 20 ¥3,000/シャネル <左>極細筆で、凹凸面でもぶれずに描けるリキッドアイライナー。ケイト スーパーシャープライナーEX BK-1 ¥1,100(編集部調べ)/カネボウ化粧品
こう使う!
上まぶたのきわ、目頭から目じりまで、チャコールブラウンのアイライナーペンシルで埋めていく。ライン幅は2㎜程度。「まぶたがかぶさっている人や、奥二重で描きづらい人は、片手でまぶたを持ち上げながら描いて」。さらに、上まぶたに描いたラインの、さらにきわの部分に細筆のリキッドアイライナーで描く。ペンシルのラインとグラデーションになるよう意識して。目じりは30度くらいの上昇カーブで2〜3㎜外に。「ハネ上げがきついと古くなるので注意」。
4.シャンパンカラーでラインとシャドウのお掃除を
ギラギラ、こってりした厚い化粧は、大人の女性の品格を奪うだけ。メイク感のない印象も疲れたイメージを与えるので、きちんとしているのにそう見えないさじかげんを。
サテンのような上質なツヤ感で、目もとを華やかに彩るシャンパンゴールド。ディオール ショウ モノ 623 ¥3,500/パルファン・クリスチャン・ディオール
こう使う!
シャンパンカラーのアイシャドウをチップにとり、こめかみから眉骨下、目じりのアイライン下、目頭部分にさっとぼかす。「シャンパンカラーの自然な輝きが、ヨレや粉落ちなどくすみを一掃し、清潔感をプラス」。
5.マスカラでまつ毛に繊細な華やぎを
年齢とともにかぶさりがちな上まぶたでも、まつ毛を根元から持ち上げるイミュのビューラーでまつ毛をカールアップ。マスカラは、繊細なつきとカールがだれないものを。
<右>下がったまぶたを押し上げる構造で、まつ毛を生えぎわからつかんで持ち上げる一重・奥二重用のビューラー。アイプチ フィットカーラー¥1,500/イミュ <中央>新処方ワックス配合で一本一本をセパレートしながらロング&カールアップされたまつ毛に。軽いつけ心地。ハマダ マスカラ ブラック ¥3,200/blanche étoile <左>オイル配合でまつ毛をパックしているような効果。ケアとメイクを兼ね備えた新カテゴリー。ラッシュCC(8月1日発売)¥4,500/ヘレナ ルビンスタイン
こう使う!
上まつげは根元から持ち上げるようにマスカラを重ねて。下まつ毛にはヘレナ ルビンスタインのまつ毛ケアアイテムを。「まつ毛一本一本を開くようにしながら、ふんわり塗っていきます」。下まつ毛を塗ると縦幅が生まれ、目が大きくなるので、目ヂカラ不足の人は忘れずに。