50代必見!「いい人に見られそう」な新・血色チーク5選【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#77

チーク、使ってますか? 表情にイキイキ感と明るさを出すチークは、血色が失せがちな50代はぜひ使った方がいいアイテムだと思います。この秋の新製品の中から、中でも大人が自然に使いやすいコーラル系の色味を中心に、逸品をご紹介させてください。
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
2024 秋新色 チーク
エクラ世代の皆さま、ちょっとご自身が20代だった頃を思い出してみてください。チーク、使ってましたか? 答えは「NO」という方が、結構いらっしゃるのではないかと思います。「20代どころか、今までほとんど使ったことがない」という方も多そうです。

我々が20代だった90年代は「ナチュラルメイク」全盛期。チークはへたに入れると「古臭く見える」もしくは「おてもやん(←この言葉、まだ通じますかね……)っぽくなる」と敬遠されたものでした。その後、若い世代はかわいくピンクやレッドのチークを使いこなしていくのですが、我々世代は、取り残されたまま……。

ただ、人は40代を過ぎると、次第に顔から血色が失われていきます。どんなに運動した後でも、いわゆる「上気した頬」というものが無縁になっていったり。血色とツヤ感が失われると、生気が失われ、表情が乏しい顔へ……。
「……そんなのは、イヤ‼」と思われた方はぜひ、チークを使ってみてください。ひとはけで簡単に顔に生気が戻り、ヘルシー感が生まれ、なんなら「機嫌が良さそうな人」に見えるんです(←本当です!)。50代は使わない手はないな~と常に思っているシオヤはもちろん毎日欠かさず使っていますが、この秋冬はとくに注目したい新製品が多く出ているので、使い勝手をレポートしてみます。

1.シャネル ジュ コントラスト アンタンス  ローズ ラディアント

シャネル ジュ コントラスト アンタンス  ローズ ラディアント
シャネルのチーク「ジュ コントゥラスト」をお使いになったことのある方は多いのではないでしょうか。鮮やかな発色で、ほのかにローズの香りがするロングセラーですが、9月にそのクリームタイプの新製品が発売に。クリームタイプ、と書きましたが指でとって頬にのせると、さらっとしたパウダーに変化します。この「ローズ ラディアント」という色も一見発色が強そうに見えますが、実際はその逆。本当に肌の内側から血色が沸き上がってきたかのように、ふんわりと自然に溶け込んでくれるいい色です。シオヤはリキッドファンデーションの後にこのチーク、最後にパウダーという使い方をしましたが、モチの良さもばっちり。しっとりしたテクスチャーも大人にはうれしいです。¥7,920( 9/13発売)/シャネル カスタマーケア

2.カバーマーク ライティング カラー パウダー 02

カバーマーク ライティング カラー パウダー 02
これまでのチークの概念を払拭する新製品が、カバーマークのこちら。名前も「チーク」ではなく「カラーパウダー」とあるように、ベースメークの延長線上にあるような新しいアイテムなんです。指先にとると、ちょっと白っぽく見えるコーラルカラーが付きます。軽くパール感のあるチークにおしろいが混じっているような感じ……というのは完全にイメージなのですが、ちょっとそんな粉体を想像してみてください。なのでこれをベースメイクの後にブラシにとって肌に伸ばせば、とってもスムーズにベースになじんでいくんです。パール粉体のおかげで光の反射の幅が広く「360度どこから見てもキレイ」な仕上がりになるのだとか。点で塗るチーク、というより、面でくすみのない血色のいい肌に見せてくれる感じ。これは体験してみてほしいです!¥4,950(9月6日発売)

3.SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 03

SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 03
SUQQUの秋の新色(新製品)チークです。カテゴリは「チーク&ハイライター」となっていて、ご覧のとおり左下の濃い色から右上の薄い色までのグラデーションになっているので、この濃淡を使い分けて顔に立体感を出すことも可能。ただこの色、単純に肌になじみやすいとてもいい色なので、さーっと全体をブラシにとって(左下から右上へ、がポイント)、ふわっと肌に伸ばすだけで、上品で健康的な顔になれます。コーラルピンクとベージュが混じったような色の組み合わせに、にじむようなパールの光沢が感じられて、乾きがちなエクラ世代の肌に「ツヤと血色」という欲しい2大要素をプラスしてくれる上、幅広い方に似合う色だと思います。ケースがかなり薄く、なのに使いやすいブラシ付きで携帯しやすいところも、ポイントが高いです! ¥6,600

4.インウイ チーク 04

インウイ チーク 04
インウイのアイテムは、どれも粉体の質の良さと、その人の肌の質感や立体感を底上げしてくれるような色出しで、エクラ世代には重宝するものばかりなのですが、チークもまさにそんなアイテム。04番は肌の色の延長線上にあるようなコーラルなのですが、ふわっと肌にのり、気づけば「感じのいい人」に見られるような、幸せ感を出してくれます。淡いパールがきいていて、肌にのせてもガツッと付かず、発色の仕方が穏やか(でもちゃんと色がのる)なので、チーク初心者にもおすすめ。斜めにカットされた付属のブラシも優秀で、シオヤは鼻の横から顔の外側に向かって、横長にさっと入れることが多いのですが(自分の丸顔にシャープ感が欲しいので)、それもワンストロークで簡単にできるところも重宝しています。¥6,050(ケースとレフィルのセットで限定発売中)/資生堂

5.Kanebo ムードブースティングブラッシュ 03

Kanebo ムードブースティングブラッシュ 03
左の濃い「高揚カラー」と右の淡い「鎮静カラー」がセットになったチーク。写真は全体に少し色が淡く青みが強めに出ているのですが、実際の03番は、左がもう少しだけブラウンベージュみが強く、右がラベンダー色に近いです。この左の色だけを単色で使ってもいいですし、この2色をブラシで混ぜて使うと、なんとも美しいパールのツヤ感がふわっと肌に広がります。カネボウのチークは、このパール感がとても上手いんですよね……。「チークを入れている」という感じよりも「いきいきした顔」の印象が先に立つ感じ、をうまく出してくれます。エクラ世代に必要なチークの要素はまさにそこだと思いますし、長短2種付いているブラシも使いやすく便利です。¥5,830(セット価格)
ちょっと前のめりぎみに長々と書いてしまいましたが、最後にちょっとした使い方を。今回ご紹介したチークは、どれも発色が淡めなので、ほお以外の場所に使うのもおすすめです。たとえばあご先や、鼻の上にちょこん、とのせると、より顔全体に血色が宿ったような印象になります。あくまで軽ーく、うっすらと入れるのがおすすめです。
そしてそもそも、ほおにチークを入れる際の場所ですが……よく「ほおの高いところを中心に」といいますが、エクラ世代ともなると「ほおの高いところ」も下がってくるので(!)思っているより上め、いっそ目の下くらいを目指していいと思います。ぜひ秋はチークで、ご機嫌顔に!

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