縦ジワが目立つ大人の唇にはツヤリップ、そう思い込んでいるエクラ世代に。この秋、ケア効果やテクスチャー、色持ちまで進化した新世代のマットリップが登場。唇に、無重力感と高発色のマットフィニッシュという洗礼を。
セレクトしたのは
あべ さわこ●サイエンスからホリスティックまで幅広い知識をもとに活躍。インナーケアやスパ、リトリートへの造詣も深い。
SUQQU ブラー リクイド リップ
洗練されたベージィトーンが豊富。スフレのような軽やかさで唇を染め上げる官能リクイド
スフレのようにふわりと軽い質感に導くソフトシルキーマットなペーストオイル配合。縦ジワなどの悩みをカムフラージュしながら、洗練されたソフトマットな仕上がりに。肌なじみのいいカラーレンジはSUQQUならでは。
全6色(右から)01、02、03、04、05、06 各¥5,830
色移りレスのマットリクイドはエフォートレス感が美しい
ともすれば唇が乾いたように見える。そんなマットリップの時代もあった。でもどうかご安心を。年を重ねる以上のスピード感で、リップはもちろん、あらゆる化粧品技術は進化しつづけているから。
この秋、ボリュームの低下や縦ジワが気になるなど、いくつもの不安材料を打ち消しながら、知性や品格、洗練された印象を盛ってくれるマットリップが続々登場。SUQQUのブラー リクイド リップは、まさにその筆頭株といえるだろう。
エアリーブラーな新質感のマットリップは揮発オイルを倍増しながら油分を奪う粉体を減量、同時にマットなペーストオイルも配合。この絶妙なさじかげんによってスフレのような軽さと唇への心地よいフィット感を実現させている。乾きにくさと縦ジワ回避に、ヒアルロン酸も配合。洗練された色彩の奥におぼろげなツヤさえ感じさせる上質な仕上がりは、これまでのマットリップの印象を覆すほど新鮮!
スクエアで半透明のパッケージもスタイリッシュ、大人の肌色にすとんとなじむベージィな色ぞろえもすべて、洗練を極めているのだ。
ディオール ルージュ ディオール オン ステージ
心を彩り、自信を与えるリッチ感。リキッドルージュのDNAを受け継いだベルベットマットリップ
極薄のフィルムが唇を包み込み、濃密でグラマラスな仕上がりを実現。クリーミーで潤い感のある感触で、一日中色移りしにくいノントランスファー処方採用のリップ。ブランドを象徴するカナージュモチーフがモダン。
(マット フィニッシュ)全6色(右から)238、460、358 各¥6,270/パルファン・クリスチャン・ディオール
高発色でロングウエア、唇にディオールの洗練美を
昨今のベースメイク市場でメインストリームを行くのは、間違いなくつややかでグロウに仕上がるファンデーションだ。内側からつやめきを放つ肌は、いきいきとした魅力を添える必須条件といえるだろう。でもだからこそ、唇にはシルキーでマットな彩りがしっくりくるというもの。
今季、マットリップが多く誕生する中、ディオールからも一日中持続するマット フィニッシュなルージュ ディオール オン ステージが登場。
驚いたのはファーストタッチの無重力感! まるで何も塗っていないかのように軽く、クリーミー。薄いフィルムで包まれた途端、濃密な発色が唇に転写され、鮮やかに再現されていくよう。乾きを感じることもなく、唇に触れれば柔らかく心地よいまま。
ツヤや輝きが変化するグロウリップは数多くあるが、マットな質感でここまで奥深くドラマティックな余韻を感じさせるものがあっただろうか。外へと主張するツヤリップとは異なり、内に主張するマットリップは、心を彩るクワイエットラグジュアリーのごとく。ぜひ一度ルージュ ディオール オン ステージで体感してみてほしい。
photography:Fumito Shibasaki(donna) text:Sawako Abe ※エクラ2026年11月号掲載