今季のファッショントレンドの中でも注目されているのが、時間をかけた手仕事が随所に生かされたデザインやディテール。エクラ世代を魅了し続ける俳優・石田ゆり子さんが、「ドリス ヴァン ノッテン」のドレスとジャケットを着こなす。
Dries Van Noten
「夏の終わりにリセ・カルノーを訪れたとき、高校生だったころの感情へと引き戻された」と語る、ドリス ヴァン ノッテンのクリエイティブ・ディレクター、ジュリアン・クロスナー。なめらかで光沢のあるウーステッド・ウールのクラシカルなジャケットは、十代のころまとったスクールユニフォームを思わせ、見事なフラワープリントドレスとともに、クラフツマンシップをモダンに昇華している。
「気の遠くなるような時間と手間をかけられた刺繡には、まるで太陽のようなぬくもりを感じます」(石田さん)。
ジャケット¥427,900・ドレス¥427,900・靴¥223,300/ドリス ヴァン ノッテン ピアス¥693,000/ポメラート クライアントサービス(ポメラート)
上の写真で石田さんがまとったダークネイビーのダブルジャケットの左肩部分には、ゴールドの糸やメタリックなビーズ、スパンコールなどを贅沢に使った花の刺繡が施されている。インドの職人によるていねいな手仕事が生んだ、まさに芸術品
AIなどが進歩してきた今だからこそ、無性に人の手が作り上げたものや魂が感じられるものを見たいし、まといたい。そう思うことが増えてきました。(石田さん)
いしだゆりこ●’69年生まれ、東京都出身。’88年ドラマ『海の群星』で俳優デビュー。以降、ドラマ、映画、舞台、執筆など多岐にわたり活動。映画『汝、星のごとく』10月9日公開。10月3日~12月6日まで京都市京セラ美術館で開催される『禅とジブリ展』では、応援団長を務める。
Information
WOWOW『連続ドラマW マイ・スイート・ホーム』
アラ還世代の夫婦3組が2週間、パートナーをシャッフルすることを思いつく。お試し生活を経て、彼らがたどりつく本当の自分のホームとは? 脚本は岡田惠和、出演は石田ゆり子、仲村トオル、中嶋朋子、三宅健、富田靖子、武田真治、坂井真紀、椎名桔平。10月31日放送・配信スタート。
撮影/浅井佳代子 ヘア&メイク/岡野瑞恵(storm) スタイリスト/岡部美穂 モデル/石田ゆり子 取材・原文/大野智子 ※略号は次のとおり。YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、D=ダイヤモンド ※エクラ2026年11月号掲載