「男性脳、女性脳って聞くけど、本当にあるの?」「甘いものを食べると脳の疲れがとれるってホント?」など脳に関する疑問に、脳内科医・加藤俊徳先生がズバリ回答!
教えてくれた人
「脳の学校」代表 加藤俊徳先生
「脳の学校」代表 加藤俊徳先生
’61年、新潟県生まれ。脳内科医、医学博士。日米で脳の研究を行い、MRIを用いた脳画像診断法を確立。1万人以上の脳画像を分析し、診断や治療などを行う。著書に『片づけ脳』(自由国民社)など。
Q.男性脳、女性脳はある?
「女性のほうが言語能力、聴覚能力に優れているなど、機能を比較すると男女で差異がある部分もあります。ただし、持って生まれた違いというよりは、生育歴に強い影響を受けるため、男性脳、女性脳はないと考えます」
Q.甘い物は本当に脳に効く?
「頭を使って疲れたら甘い物を食べたくなります。でも一気に血糖値が上がると逆に脳の働きが落ちます。脳をリラックスさせたいのならいいですが、適度な食事で血糖値を安定させておいたほうが脳は動きます」
Q.脳は大きいほうがいいの?
「脳の大きさと頭のよさは無関係。頭のよしあしは脳の大小ではなく、脳番地同士をつなぐネットワークをいかに緻密にできるかにかかっています。このネットワークこそ人間の経験によって構築されるものです」
取材・原文/吉川明子 イラスト/カツヤマケイコ ※エクラ2022年1月号掲載