旬な器から古き器まで スタイルのある器ギャラリー4選

品ぞろえはもちろん、オーナーの確かな審美眼が感じられる店のたたずまい。旬なものも、古いものもボーダレスに扱うお店をご紹介。

渡辺有子さんが選ぶ料理が映える器がそろう

[ FOOD FOR THOUGHT]

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「これに盛ったらお総菜もおいしく見えそう」と田沢さん。薄く繊細なフォルムで、料理をキリリと引き締めてくれる器。二階堂明弘「ボウル」¥4,000

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棚に並ぶのは、寒川義雄の陶磁器、吉川和人の木工、大正時代のガラスのポットなど。ほかに桑原典子、船串篤司などの器も。
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今年1月には伊藤環氏の個展も開催。伊藤環「錆銀彩皿」(φ38×H6㎝)¥70,000
料理家として活躍する渡辺有子さんが’17年4月にオープンしたセレクトショップ。店内には作家ものの和食器をはじめ、渡辺さん自らが買い付けるヨーロッパの古い洋食器やカトラリー、オリジナルのリネン類やお菓子などが並ぶ。「器は料理が映えて、盛りつけて完成するもの。あくまで料理メインで考え、実際に使ってみていいな、使いやすいなと思う作家の器を扱っています」。陶磁器、木工、ガラスなど、扱う作家は10 人ほどの精鋭ぞろい。料理家としての鋭い目線で選んだ、日々の家庭料理を間違いなくおいしそうに見せてくれる、頼もしい器ばかりだ。

東京都渋谷区上原2の33の4 ☎03・6416・8294 11:00〜19:00 ㊡月・火曜休 https://520fft.tumblr.com

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