思い立ったら気ままにフラッと立ち寄れる「京都、ひとりでも行く店」

思いたったら、気ままにフラッと。京都にはひとりでも楽しめるお店が充実! 京都通・食通たちのひそかな楽しみでもある“ひとりでも行く”とっておきのお店をお教えします。

旬の食材に若い感性を添えたアラカルト「実伶」

青山有紀さん(料理家)
「一品一品ていねいに作られていて、メニューも充実。リラックスできる雰囲気が大好きで、さらにコスパもいいです」
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大半のお客がオーダーする「からすみチーズ」¥2,400。
カラスミの塩け、クリームチーズのコク、板麩の食感のバランスが絶妙
すっぽんと松茸、焼きねぎ、九条ねぎをたっぷりのスープで味わう「丸松鍋」¥3,000
「穴子と蓮根餅の揚げだし」¥1,500。
味や量の調整も対応
調理のライブ感も楽しめるカウンター
好みにこまやかに対応する主人の中尾さ
地下鉄丸太町駅から徒歩約3分
 オープンして2年の間に着々と単品メニューを進化させ、評判を上げてきた板前割烹。「カウンターの奥行きが広めで、接客も心地よく、ひとりでもリラックスして食事を楽しめます」(青山さん)。
 お客の9割が一品料理をリクエストし、そのメニューの数はおよそ50種類。ほとんどの料理が注文を受けてから作るため、その間は主人の中尾雄三さんやスタッフと会話をしたり、調理の行程を眺めて楽しんだり、とひとりでも決して退屈することはない。
 料理はシンプルを基本とし、絶対においしいと思う究極の素材を組み合わせ、味つけや量は様子を見て調整するなど、板前割烹ならではの柔軟な対応がされる。カラスミとチーズ、すっぽんと松茸、穴子と蓮根餅など、この秋も目ざしたい味が目白押しだ。
実伶
京都市中京区竹屋町通室町東入ル亀屋町143の2
17:00 ~ 22:30
㊡水曜
カウンター8席、個室1室(2 ~ 5名)
※予約がベター 一品料理のほか、コース¥10,000 ~(当日の午前中までに要予約)
075·251·2007
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