朝鮮半島の南西海上に浮かぶ済州(チェジュ)島は、韓国屈指のリゾートアイランド。火山活動によって生まれた島として知られ、韓国最高峰の漢拏山(ハルラサン)や数々の溶岩洞窟は、ユネスコ世界遺産に登録されている。青い海と白浜、黒い火山岩礁のコントラスト、風に揺れる一面グリーンの茶畑や「オルレ」と呼ばれるトレッキングコースの散策もここならではの楽しみ。
近年は美容医療を提供するウェルネスホテル、島の風景や文化と響き合うアート空間など、ハイエンドなスポットも増えている。大自然の懐に抱かれて土地の恵みを味わい、ゆったりと心身を癒す。大人の旅先として注目を浴びる、今の済州島をご案内。
面積は沖縄本島の約1.5倍と広く、島をめぐるにはタクシーやレンタカーが便利。佐賀県と同じ緯度に位置し、秋の気温は約12〜22℃。日本からの直行便は成田空港から約150分、関西国際空港から約120分。
WE HOTEL 済州(WE호텔 제주)
フロント横には、ガラス張りの窓から森を望む、開放感たっぷりの抹茶カフェ「Slow Matcha」が。
美容施術も! 韓国初プレミアムヘルスリゾート
漢拏山の中腹、標高約350mの森に囲まれたプレミアムヘルスリゾート。五ツ星ホテルの上質なホスピタリティに加え、漢拏医療財団と連携した本格的な医療・ウェルネスサービスまで受けられる、韓国でも希少な存在だ。
「WE」は水の力(Water Energy)を意味し、館内では漢拏山の地下から湧き出るミネラル豊富な岩盤水を使用。プールやジェットバス、ウォーターセラピー施設を備え、この恵みの水を生かした多彩なプログラムを楽しめる。敷地内の広大な森では、豊かな自然に包まれながらヨガや瞑想を体験することも。また、エステに医療の力を取り入れたメディカルスパをはじめ、美容レーザー治療や医療ダイエット、さらには人間ドックまで受けられるというから驚きだ。食にも“整える”発想が貫かれ、ビュッフェスタイルの朝食には、新鮮な地元食材を使った料理やヘルシーなドリンクがずらり。滞在そのものが心と体へのご褒美になる、とっておきのホテルだ。
アフタヌーンティーセットは₩19,000。済州産の抹茶や離島・牛島産のピーナッツなどを使用したスイーツ4種つき
敷地内の森の散策路ではノロジカに出会えることも
レストラン「タチェ」の済州野菜ビビンバ ₩26,000
ロイヤルスイートは壁2面がガラス張り。海と森のパノラマビューは圧巻。1泊 ₩1,500,000(税別)
ウェルネスセンター長のキム・スニョン先生。高気圧酸素カプセルなど最新医療機器がそろう
屋内・屋外プール、サウナを完備
母親の胎内を模したアクア・メディテーションプール。水中指圧マッサージ「海岩ハイドロ」(₩180,000)などのセラピーを提供
Data
済州特別自治道西帰浦市1100路453の95
제주특별자치도 서귀포시 1100로 453-95
☎+82・64・730・1200
スーペリアルーム1室1泊₩330,000(税別)
https://wehotel.co.kr/
撮影/Hayoung Kim 取材・原文/藤田麗子 コーディネート/Shinhae Song(TANO International) 取材協力/済州特別自治道・済州観光公社 ※₩(ウォン)1=約0.1円(’26年9月1日現在)。定休日の記載にない場合も1月1日、旧正月、旧盆は休館・休業の可能性があります。詳細は各施設の公式ホームページや公式インスタグラムなどでご確認ください。 ※エクラ2026年11月号掲載