暑い日は、香味野菜と器が決めての料理で“おもてなし上手”に!

香味野菜は、夏のもてなしの鉄板アイテム。テーブルを盛り上げる強力な助っ人は「料理が映える器」。器使いの達人でもある松田美智子さんに、料理が映えるお皿と暑い日に食べたくなるレシピを教わりました。

暑い日は、香味野菜と器が決め手!

教えてくれたのは…

まつだ みちこさん 
料理研究家。日本の食材を大切にした季節感あふれる家庭料理を教える。日本の香味野菜を愛し、器の使いこなしのセンスのよさにも定評がある。

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大葉のビシソワーズ

おもてなしの最初のひと品は、「香りと冷たさ」をゲストに楽しんでもらう。ビシソワーズに大葉をたっぷり刻んで入れたさわやかな風味のスープは夏の暑さを吹き飛ばしてくれそう。作りおきできるので便利。

材料(2〜4人分)
大葉.................................................3束
じゃがいも(メークイン).......大1個(約200g)
玉ねぎ..........................................1/2個
バター.......................................大さじ2
チキンスープ............................2カップ
酒..............................................大さじ3
牛乳..........................................1カップ
塩..........................................小さじ1/2
白こしょう...................................... 少々

作り方
❶じゃがいもと玉ねぎは皮をむいて薄切りにし、じゃがいもは水にさらして水気をきる。
❷土鍋または厚手の鍋にバターを入れて中火にかける。玉ねぎを、炒めては蓋をして数秒蒸らし(炒めと蒸し煮を繰り返す)、甘味を出す。
❸玉ねぎがねっとりしてきたら、じゃがいもを加えてさらに炒め、チキンスープ、酒を加え、蓋をして弱火で10分煮る。
❹③の粗熱がとれたら、フードプロセッサーにかける。途中でちぎった大葉(あしらい用に5〜6枚除く)を加えてさらになめらかにする。牛乳を加えてさらに撹拌、もしくは裏ごしする。塩、白こしょうで味をととのえる。
❺あしらい用の大葉はせん切りにして水にさらし、しっかり絞る。
❻④を器に注ぎ、⑤の大葉をのせる。

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器は…
アンティークのガラス

ボウルはアンティーク。お皿は30年ほど前に買ったもの。別々に買ってもぴったり合うのは同じブランドだから。(器/ラリック)

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アジの昆布締め

今の時季の脂がのったアジを昆布締めにし、香味野菜とカルパッチョ風に。ドレッシングにしょうがをたっぷり加え、すっきり味にアレンジした一品。カリカリに煎った油揚げでクリスピー感を。白身魚でも同様に作れる。

材料(2〜4人分)
アジ............................................ 中1尾
塩..........................................小さじ1/2
昆布(7×20㎝)............................... 2 枚
油揚げ............................................ 1 枚
みょうが...........................................1 個
芽ねぎ..............................................1束

【ドレッシング】
オリーブオイル.....................大さじ3
千鳥酢..................................大さじ2
しょうが(みじん切り)...........大さじ1
ゆずこしょう.........................小さじ1
塩......................................小さじ1/2

作り方
❶アジは三枚おろしにし、皮を引き、腹骨と中骨をとり、大きめの削ぎ切りにして塩をふる。
❷ぬれぶきんなどで昆布の表面をふき、①のアジをすき間なく並べ、もう1枚の昆布をのせて、ラップでしっかり包み、冷蔵庫に2時間おく。
❸油揚げは細めのせん切りにし、フライパンでよくから煎りして、ペーパータオルに広げて冷ます。
❹みょうがは斜め薄切りにして水にさらし、水気をよく絞る。
❺ドレッシングの材料を合わせる。
❻②のアジと④のみょうが、芽ねぎ、⑤のドレッシングを合わせ、最後に③の油揚げを合わせて、器に盛る。

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器は…
ニュアンスある角皿

金属が風化したようなニュアンスとモダンなフォルム。薄くて繊細、しかも丈夫。肉料理から和菓子までなんでも合う。(器/吉村敏治 作)

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鶏手羽元の生こしょう焼き

テーブルにお出しすると、わぁ!と歓声が上がる一品。添えたハーブサラダが華やかで、野趣あふれる器がさらに盛り上げる。蒸して余分な脂を落とし、生こしょうをたっぷりまぶして焼き上げる。

材料(4 人分)
鶏手羽元......................................... 4本
酒..............................................大さじ1
しょうが(薄切り)......................4〜5枚

A
しょうゆ.............................大さじ2
酒.......................................大さじ2
にんにく(すりおろし)....小さじ1/2

ハチミツ...................................大さじ4
黒生こしょう(粗みじん切り)....大さじ2 
オリーブオイル......................大さじ1½
セルバチコ...............................1パック
ベビーリーフ............................1パック
ディル.......................................3〜4茎

B
オリーブオイル..................大さじ3
白ワインビネガー...............大さじ1
ナンプラー.....................大さじ1/2

バルサミコ酢............................大さじ2

作り方
❶鶏手羽元の余分な脂を除き、皮全体に金串で穴をあけ、耐熱容器に並べる。酒をふり、しょうがを散らして20分蒸す。
❷①の粗熱がとれたら、Aを合わせてまぶし、15〜30分おく。
❸オーブンを220℃に予熱する。②の鶏肉にハチミツを塗り、焼き網にのせる。鶏肉に黒生こしょうをのせ、オリーブオイルをかける。
❹③を焼き網にのせたままオーブンに入れて10分焼く。
❺セルバチコとディルの硬い茎を除き、ベビーリーフと合わせ、Bであえる。
❻器に④と⑤を盛り、野菜にバルサミコ酢をかける。

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器は…
チャコールグレーの大鉢

作品にひと目惚れした松田さん。これは直径40.5×高さ10㎝で特注したもの。どんな料理にも合い、お花を生けても素敵。(器/山本英樹 作)

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青とうがらしと豆腐のあえ麵

青とうがらしとししとう、2種類の辛味を合わせて重層的な味わいに。うま味のあるタイのしょうゆ・ナンプラーが味の決め手。手でくずした豆腐と辛味のソースを麵にあえながら楽しんで。

材料(2〜4人分)
そうめん..........................................2束
ごま油.......................................大さじ1
絹ごし豆腐..................................1/2丁
青とうがらし................................... 2本
ししとう.........................................20本

A
にんにく(みじん切り)....小さじ1/2
ごま油................................大さじ2  

B
酒.......................................大さじ2
ナンプラー......................大さじ1½
塩、白こしょう.....................各少々

米酢..........................................大さじ1

作り方
❶そうめんは硬めにゆでて冷水で洗い、水気をきり、ごま油であえる。豆腐は水を軽くきる。
❷青とうがらしは種ごとみじん切りにする。ししとうは天地を切り落として縦半分に切り、種とわたを除き、みじん切りにする。
❸フライパンにAを合わせ、中火にかける。香りがたったら②の青とうがらしとししとうを加えてさっと炒め、Bを加え、ひと混ぜして火を止める。
❹器に①のそうめんを盛り、手でくずした絹ごし豆腐を盛り、③をかけて、米酢を回しかける。よく混ぜていただく。

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器は…
洗練されたフォルムの白の器

20年ほど前の黒田泰蔵作。料理がとても映えると、料理研究家から信頼が厚い。何年たっても古びないフォルムはさすが。(器/黒田泰蔵 作)

撮影/合田昌弘 取材・文/北村美香 ※エクラ2018年9月号掲載

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