幸せな食いだおれ「鍋旅」を! 台北で必食の「台北鍋」五選

eclat2月号では、豚肉や鶏肉、シーフードの練り物などを入れる2色スープの鍋、山羊肉の鍋、野菜を敷き詰めた豚・羊肉の酸っぱい鍋、石頭火鍋、野草や野菜の鍋など台北にいったら必ず食べたい「台北鍋」をご紹介。

1.寬巷子 Menu:麻辣鴛鴦鍋

工夫を凝らした具材も楽しい、台湾鍋の進化版

右は豚骨スープ「豚骨千叟」、左の「紅泥小染」は花ホワ椒ジャオの香りがフレッシュな、"しびれる系" の辛味。中央の香油は少しずつ左側のスープにしみ込んでいく(スープ2種類でひとり当たり250元)。豚肉は首の希少な部位を使い、脂はあっさりでうま味豊か(460元)
そのまま食べてしまいそうなルックスの具材。全部、鍋に入れます。 エビと鶏軟骨を麵線(細い麵)でくるんだもの(3個450元)
右のドーナツはロブスターとイカの練り物(3個320元)。左はヌガーを模したイカスミとイカの身、鶏軟骨の練り物(3個230元)
香ばしいごまソースをはさんだ湯葉巻き(3個230元)
甘酸っぱいきんかんペーストを合わせた豚肉のつくね(3個350元)。肉はぷりぷりと弾力豊か

台湾の鍋といって、きっとすぐ思い浮かぶであろう2色スープの鍋。台北にお店は数多くあれど、どうせ行くなら、独自のプレゼンテーションで台北マダムの人気を集める『寬巷子』へ。野菜はブーケのように盛りつけられ、機械ではなく一枚一枚包丁で削ぎ切りして出される豚肉はバラの形で登場する。ほかの具材もロリポップを模した湯葉巻き、ヌガーやドーナツをかたどった練り物など、日本では見たことがない! そして重要なのは、香り高いスープもそれぞれの具材も、どちらも味がすばらしいこと。

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台北市士林區中山北路五段505巷22號 ☎02・2883・1599 12:00~15:00、18:00~22:30(土日17:30〜) ㊡旧正月 ※MRT士林駅より徒歩2分ほど。ほか台北市内に2店舗がある。予約が確実。日本語メニューあり

2.阿財蔬菜羊肉爐 Menu:蔬菜羊肉爐

ローカルに愛される名店で、山羊肉の味に開眼

5時間煮込まれた山羊の骨。このスープに中国野菜のサイシンを加えた「菜心羊」(900元)。ここに薄切り肉や内臓系、イカだんご(すべて200元)、野菜(50元)など好みの具を追加する
細切りにした山羊の胃とねぎのあえ物。お酢仕立てでさっぱりと。「涼拌羊肚」(300元) 
いうなれば豚足の山羊バージョン。八角の香りもよく、プルプルの身に豪快にかぶりつこう。「羊脚」(300元) 
ねぎ油の香りがたまらない「麵線」(50元)
あつあつのスープにさっとくぐらせて。具はスープに含まれる1種類以外は別料金。薄切り山羊肉「生肉片」(300g 900元)
開店直後から大にぎわい!

「蔬菜羊肉爐」とは野菜と山羊肉の鍋という意味(台湾で羊と書くのは山羊のこと)。台湾では古くから親しまれている料理だが、独自の処理方法で山羊肉のくさみをかぎりなくカットして、老若男女問わず地元で大人気なのがこの店。玉ねぎやサイシン(中国野菜)などの野菜と山羊の骨を5時間以上煮込んだスープは、肉の野性味をほのかに感じながらもさらりとクリアで滋味深い。気づくとごくごく飲んでいる! しょうがもたっぷり加えられ、薄切りの山羊肉をしゃぶしゃぶして食せば、体がほっと温まる。

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台北市中山區長安東路一段58號 ☎02・2562・5522 17:00~26:00 ㊡旧正月 ※MRT忠孝新生駅より徒歩15分ほど。混雑店のため平日でも予約がおすすめ。日本語メニューなし

3.圍爐 Menu:酸菜白肉火鍋

他を凌駕するクオリティ。予約必須の"酸っぱい鍋"

燃料は炭。酸菜は季節で発酵の度合いを変えるなど計算されている。追加は必至!小鍋(650元)、中鍋(1,080元)、大鍋(1,580元)。白肉(290元)、追加酸菜は220元
リピーターにおすすめはサイドメニューの「辣炒酸菜」(290元)を、「小焼餅」(70元)にはさんで食べるアレンジ
ごまダレ、しょうゆ、砂糖、酢、豆腐乳、刻みにらなどを好みで混ぜて作るつけダレ(35元)
煙突のついたのっぽな銅鍋

中国東北部発祥の鍋。台北にも店が増えているが、まず名前があがるのがこの店。細くせん切りにされた酸菜(酢漬けの白菜)をたっぷりと敷き詰めた淡麗なスープで、まずは白肉(豚三枚肉)を。羊肉も合うし、自慢のイカやタラのだんごもしみじみとおいしい。具材にからむ酸菜の淡い酸味がさらに食欲を高め、おかわりはエンドレス。

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台北市大安區仁愛路四段345巷4弄36號 ☎02・2752・9439 11:30~14:00、17:30
~21:30 無休 ※MRT忠孝敦化駅より徒歩8分ほど。2時間制。混雑店のため予約が必須。日本語メニューあり

4.小紅莓自助火鍋城 Menu:石頭火鍋

台湾っ子のソウルフード的伝統鍋。安くて美味!

スープを加えるまでは店の人が調理(鍋ひとつ50元+ひとり当たり30 元)。このときスルメ(100元)やにんにくの茎(70元)、豚肉(70元)も炒めてもらうと美味
選んだ具材を入れてできあがり。最初に玉ねぎなどを炒める際の香ばしい油については「秘密!」とのこと
ホルモン系や魚介の練り物、野菜など約100種ある具材。価格は皿の色でわかる(20元~100元)

火鍋というと辛い鍋の印象があるが、台湾ではもともと「石頭火鍋」のこと。石の鍋で玉ねぎ、にんにく、とうがらし、ねぎを炒め、白菜とスープを加えてから、好みの具材を入れる。安い・早い・うまいで常に混み合う「小紅莓」では、観光というより街に溶け込む感覚で鍋を囲みたい。ショーケースから具材を選ぶのも楽しすぎる!

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台北市松山區寶清街24號 ☎02・2767・6131 11:30~24:00 無休 ※MRT南京三民駅より徒歩10分ほど。予約不可。金曜の夜や土日は空席待ちをすることも。90分制。日本語メニューなし

5.原生園 Menu:食草汆燙鍋

生命力あふれる野草でたっぷりパワーチャージ

野菜には「涼」「温」「甘」など特性がわかる表示が。鮮やかな紫色の紅鳳菜など日本では珍しいものも。平日昼439元、平日夜479元、土日祝499元
つけダレも自分で調合!
スープは、野菜やりんごなどから作る素食(ベジタリアン)、烏骨鶏のだしをベースにしたノンベジタリアンから選べる。注文を受けてからスライスする肉類、練り物、手作りのお総菜もあり、ひとり旅にもうれしい

台東県にある野草の植物園が始めたレストランが3年ほど前に台北に出店。ひとり1鍋のビュッフェスタイルで、台東から毎朝運ばれてくる30種もの野菜を、15秒間スープにくぐらせるしゃぶしゃぶ方式でいただく。日本では目にしない珍しい野草や薬草も豊富で、しかもすべてがオーガニック。台湾人の元気の源、ここにあり!

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(南京店)台北市松山區南京東路四段21號2樓 ☎02・2716・0009 11:30~15:00、
17:30~22:00 無休※MRT台北小巨蛋駅より徒歩2分ほど。週末は予約が確実。日本語メニューなし

撮影/張 哲倫 コーディネート/細木仁美(台北ナビ)

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