人気モデル 富岡佳子と考える!50代の白シャツ選びのポイントは?おすすめの白シャツブランドは?
いつも着ていた白シャツが、似合わなくなったと感じるようになったのはいつだったろう。体型や肌色が変化してきて、コンパクトなシルエットや“白”という色に臆するようになっていないだろうか?デザインもフィッティングも多くの選択肢がある今だからこそ、アラフィーの白シャツ選びについて、改めて考えてみたい。
①似合わなくなったんじゃない、選び方を変えればいい
大人に必要な清潔感を感じさせてくれる“白シャツ”。若いころとは違う一枚を選んで、アップデートを
白シャツから遠ざかっているアラフィー世代が、やっぱり“着たい”と憧れ、支持するのは、クリーンでモダンな富岡佳子さんの白シャツスタイルだ。
「シャツは毎シーズン買うアイテム。定番だからといってずっと同じものを着ていると、あるときふと古くさく見えてしまったりする……。デニムやトレンチもそうですよね。スタンダードこそアップデートが必要なんです」という富岡さん。では、今、大人が選ぶべき白シャツとはどんなものだろう。
「シルエットにゆとりがあって、適度に張りのあるもの。ボディラインを拾わずにきれいなフォルムをつくってくれるから、さらっと一枚着るだけで様になるんです」。確かに、若いころに着ていたコンパクトな白シャツは、体型があらわになるうえ、無難にならず素敵に着るにはテクニックが必要。久々に着てみた白シャツが“似合わなくなった”と感じるのも当然かもしれない。
「様になる白シャツが一枚あれば、どんな相手やシーンにも対応できます。仕事のあと食事会、というときにもふさわしいきちんと感があるし、逆に、はき慣れたデニムに合わせたら、ほどよい上品カジュアルに。ハレの日なら、きれいめパンツを合わせて大ぶりジュエリーをつけるだけで、ドレスよりもなんだか新鮮! それに、汚れが目立つ白シャツは着るときに緊張感がありますよね。一回着たら洗ってアイロンをかけて……と手間もかかる。だから、白シャツをきれいに着こなしている人は、それだけで清潔で、キャラクターまできちんとした人に見えるんです。白シャツ=清潔感のかたまり(笑)! アラフィー世代に一番欠かせないものですよね」
そう、“進化した白シャツ”は大人にとって、このうえなく頼もしい味方なのだ。そして、白シャツの当たり年といわれる今季は、デザインのバリエーションも豊富。
「ワンピースやはおりとしても着られるオーバーサイズや、シャツ襟が苦手ならバンドカラーを選ぶなど、自分に似合う一枚がきっと見つかるはず!」
②アラフィーに似合う「白シャツ」
白シャツから遠ざかっているエクラ世代が、憧れ、支持するのは、クリーンでモダンな富岡佳子さんの白シャツスタイル。年を重ねた今だからこそ、自分に似合う一枚がきっと見つかるはず!
JIL SANDERの白シャツ

少しゆるくて、少し長め。さりげないさじかげんが大人のベーシックを洗練する
ジル サンダーの定番「7days」シリーズは、月曜~日曜それぞれのムードに合わせたアイコニックな白シャツを提案するライン。時代を超える特別な手法やディテールを採用したデザインは、どれもベーシックながら少し気がきいている。今回着用した「WEDNESDAY」は、ストレートフィットのシャツに取りはずし可能なスタンドカラーつき。
シャツ¥94,000・パンツ¥87,000・バッグ¥175,000・靴¥86,000/ジルサンダージャパン(ジル サンダー)
LOEWEの白シャツ

モードな感性が宿るアシンメトリーなデザインでシャツが主役のスタイルに
レースでトリミングした前立ては、あえて左右の高さをずらして着るアシンメトリーなデザイン。前後差をつけて少し長めに設定された後ろ身頃は、光沢のあるストライプ織の生地になっている。そんな360度どこから見ても華のある一枚は、シンプルにデニムを合わせるだけでも上級者のコーディネートに。
シャツ¥120,000・パンツ¥90,000・バッグ¥335,000・靴¥92,000/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ)
Maison Margielaの白シャツ

はおりとしても絵になる一枚。マスキュリンなデザインにどこか女性らしさが香って
メンズの典型的なシャツのフォルムをそのまま大きくしたようなオーバーサイズの一枚は、女性の華奢な体が入ることでグラフィカルなボリュームを描き出す。長さを生かしてシャツドレスとして、または前を開けてはおりとしても着られる、シンプルでアレンジ自在なデザイン。
シャツ¥89,000・カットソー¥43,000・パンツ¥90,000・バッグ¥218,000・靴¥124,000/メゾン マルジェラ トウキョウ(メゾン マルジェラ)
FENDIの白シャツ

ゆったりオーバーシャツをクラスアップするべっ甲カフスのエレガンス
オーバーサイズのドロップショルダー+パッチポケットというカジュアル感のあるシャツに、パリッとしたカフスで品格を加味。長めのリストバンドで仕上げた袖口に、カラーブロックのべっ甲ボタンが映えて。特有のウネと光沢、軽さが魅力のコットンポプリン素材は、透け感のあるプリーツスカートとも好相性。
シャツ¥127,000・スカート¥231,000・ピアス¥43,000・バッグ¥508,000/フェンディ ジャパン(フェンディ)
CELINEの白シャツ

優しく、どこか懐かしいエンブロイダリーシャツはフレンチシックなムードで
刺繡入りフリルカラー&ギャザーの七分袖で、甘さのあるシャツも、ストレートなシルエットと抜け感のある風合いで、大人好みの上品な仕上がり。リネンとラミーを混紡した生地は、リネンのソフトな弾力をキープしつつ適度なコシも兼ね備え、ほどよく肌になじむ着やすさが魅力。
シャツ¥220,000・パンツ¥95,000・ピアス¥49,000・バッグ¥145,000(すべて予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)
③大人のための「進化した白シャツ」
白シャツの当たり年といわれる今季は、デザインのバリエーションも豊富。白シャツから遠ざかっているアラフィー女性も、自分に似合う一枚がきっと見つかるはず! エクラ世代が頼れる6ブランドからおすすめの白シャツをご紹介。
BLAMINKの白シャツ

その正統感を堪能したいとびきり上質なボウタイシャツ
フランスの名門シャツメーカー・シャルベとの別注は、ブラミンクがブランドのスタート当初から毎シーズン展開している逸品。今季は、’70年代後半を意識したボウタイつきが登場。クラシカルながら、どこかモダンさが漂う。シャツ¥80,000/ブラミンク
ebureの白シャツ

計算ずくの構築的なフォルムは着るだけでスタイル美人に
なめらかなインポートの生地を使ったシャツブラウス。高めにあしらったウエストギャザーは、細身のパンツやタイトスカートと合わせるだけで、すらりと脚長なバランスがかなう。袖のカフスも、甘くならず印象が引き締まるポイント。シャツ¥33,000/ebure
robélite & CO.の白シャツ

正統的な製法にこだわった細部まで美しいドレスシャツ
イタリアの老舗シャツ生地メーカー・Albini社のコットンブロードを使用。メンズ仕様のデザインに加え、国内でも希少なドレスシャツ工場で縫製。袖を折り返すと「dress」ネームつき。シャツ¥35,000/アパルトモン神戸店(ローベリイテ アンド シーオー)
l’heritage martiniqueの白シャツ

優雅なフレアシルエットを生む立体的なハンカチーフヘム
ドレスシャツをベースに、ウイングカラーや四角いハンカチーフヘムで目新しく。アームホール広めの五分袖ははおりとしても活躍する。素材はトーマスメイソンのコットン100%。シャツ¥48,000/レリタージュ マルティニーク(レリタージュ マルティニーク)
POSTELEGANTの白シャツ

仕立てのよさとスキッパーで肉厚オックスシャツをモダンに
肉厚なコットンオックスのプルオーバーシャツは、その特有の張り感で、丸みのある美しいフォルムを演出。幅3㎜のとびきり繊細な縫い代など、メンズのドレスシャツ工場で仕立てられたディテールは、見た目にも上質感がある。シャツ¥33,000/ポステレガント
Bourrienne ParisXの白シャツ

オーセンティックなディテールを現代的な感性で仕上げた一枚
’17年設立のシャツブランド。腰まわりをカバーするロング丈に小さな襟、丸い胸当てや袖口など、ディテールにこだわったシンプルなシャツは、過去の伝統的なデザインを現代的にアレンジしたもの。シャツ¥38,000/エスケーパーズオンライン(ブーリエンヌ)
撮影/生田昌士(hannah) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/徳原文子 モデル/富岡佳子 構成・原文/東原妙子 ※掲載商品の価格は、本体価格(税抜)で表示しております。 ※エクラ2020年5月号掲載
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