【50代の悩み】『50歳離婚』で損をしないために、今からできる7つのこと

まだまだ再スタートがきく年齢とはいえ、今後を考えると不安要素も多い50代の離婚。eclat12月号では、幸せな再スタートをきるために準備しておきたい7つをご紹介。
【50代の悩み】『50歳離婚』で損をしないために、今からできる7つのこと_2_1

2.手もとにある「資産」を正確に把握する

ケーススタディで登場した3人の中にも、夫の資産がどれくらいあるか知らないという人がいたけれど、「それはとても危険!」と、豊田さんは指摘する。「預貯金や株、投資信託、債券、貯蓄型の保険、金、美術品、ゴルフ会員権など、婚姻中に築いた財産は、すべて把握しておきましょう。離婚して、いざ財産分与となった際、夫が正直に全財産を申告してくれるとはかぎりませんから。また、関係が悪化してしまうと、通帳などを隠されたり、預貯金を引き出されるおそれもあります。なので離婚の話が出る前に調べておくべき」(豊田さん)。「金融機関と口座番号だけでもわかれば、離婚で裁判になった際、裁判所を通じて財産開示の手続きが可能だそう」(岡野さん)。
【POINT】
共有財産をリスト化しよう
「資産はあるかどうか、いくらくらいかを漠然と知っておくだけでは不十分。預貯金なら金融機関名・支店・口座番号・残高、有価証券なら証券会社・支店・銘柄・保有数・金額(時価)、不動産なら所在地など、正確に記録しておくことをおすすめします。また、住宅ローンや自動車ローンといった負債もきちんと記録を」(豊田さん)
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